特許
J-GLOBAL ID:200903045433067532

ヨーク一体型永久磁石の製造方法並びに当該製造方法により作製したヨーク一体型永久磁石

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳野 隆生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-314619
公開番号(公開出願番号):特開平7-169633
出願日: 1993年12月15日
公開日(公表日): 1995年07月04日
要約:
【要約】【目的】 希土類-鉄-ほう素系ボンド磁石製リング状磁石とバックヨーク材とが一体化されたヨーク一体型永久磁石の生産性を大幅に向上でき、ひいてはヨーク一体型永久磁石の低コスト化に貢献できる製造方法を提供する。【構成】 内外二重の上下パンチを有する圧縮成形金型を用い、この金型内にマグネットコンパウンドとヨークコンパウンドを順次給粉して、同一金型内でリング形状のNdFeB系ボンド磁石とリング形状のバックヨークを成形すると同時にNdFeB系ボンド磁石とバックヨークを一体化する。
請求項(抜粋):
ダイ内部空間にコアピンを位置づけてダイ内周面とコアピン外周面間に形成した円筒状の成形空間内に、当該成形空間を径方向内側空間と径方向外側空間に二分した状態でそれぞれの空間内を昇降する上下一対の内側パンチと上下一対の外側パンチを二重に配置してなる圧縮成形金型を用いる製造方法であって、その製造手順が、径方向外側空間を外側パンチによって閉鎖して形成されるダイ内残余空間としての径方向内側空間に希土類系磁性粉体と熱硬化性樹脂の配合物であるマグネットコンパウンドを給粉し、次いで内側パンチの上下両部材間距離を近接させてマグネットコンパウンドを圧縮加圧してリング状磁石成形体を成形する工程と、前記リング状磁石成形体の外側に隣接する外側パンチを隣接空間外に退避させたのち、前記リング状磁石成形体外周面とダイ内周面間に形成されるダイ内残余空間としての径方向外側空間に、高透磁率の磁性粉体と熱硬化性樹脂の配合物であるヨークコンパウンドを給粉し、次いで外側パンチの上下両部材間距離を近接させてヨークコンパウンドを圧縮加圧して前記リング状磁石成形体の外側にリング形状のバックヨークを前記リング状磁石成形体と一体化した状態で成形する工程と、圧縮成形金型から取り出した内外二層構造のヨーク一体化未着磁成形体の内周面に多極着磁を施す工程と、からなるヨーク一体型永久磁石の製造方法。
IPC (4件):
H01F 41/02 ,  B22F 3/00 ,  H01F 7/02 ,  H01F 1/053

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