特許
J-GLOBAL ID:200903045438341705
減速材中硼酸濃度評価方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
金山 敏彦 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-063846
公開番号(公開出願番号):特開平5-264777
出願日: 1992年03月19日
公開日(公表日): 1993年10月12日
要約:
【要約】【目的】 原子炉の減速材中の硼酸濃度を安価、正確、かつ迅速に知ることができる減速材中硼酸濃度評価方法を得る。【構成】 ポイズン溶解槽35は原子炉31の減速材たる重水中にポイズンを注入し、ポイズン除去塔36は重水中のポイズンを強塩基性陰イオン交換樹脂により吸着し、重水浄化塔37は重水中の不純物を弱塩基性陰イオン交換樹脂により吸着する。重水中のポイズン濃度と制御棒位置により核分裂反応を制御する。炉心での中性子吸収によるポイズン燃焼に伴うポイズン濃度の低下量と、ポイズン溶解槽35からの注入によるポイズン濃度の増加量と、ポイズン除去塔36における吸着に伴うポイズン濃度の低下量とを求めるとともに、重水浄化塔37内の弱塩基性陰イオン交換樹脂中のポイズン吸着に寄与する強塩基性陰イオン交換樹脂成分の量を求めてこれによる吸着に伴うポイズン濃度の低下量を求め、これらの各変化量を考慮して原子炉内のポイズン濃度を求める。
請求項(抜粋):
減速材中に中性子吸収用の硼酸を溶解して、この硼酸濃度と制御棒位置により核分裂反応を制御する原子炉において、炉心での中性子吸収による硼酸の燃焼に伴う減速材中硼酸濃度の低下量と、硼酸の注入による減速材中硼酸濃度の増加量と、硼酸の除去による減速材中硼酸濃度の低下量とを求め、これらの各変化量を考慮して原子炉内の減速材中硼酸濃度を求めることを特徴とする減速材中硼酸濃度評価方法。
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開昭57-118194
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特開昭61-169793
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特開昭57-141594
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