特許
J-GLOBAL ID:200903045440525422
クレーンの過負荷防止装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
武 顕次郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-176850
公開番号(公開出願番号):特開平7-033386
出願日: 1993年07月16日
公開日(公表日): 1995年02月03日
要約:
【要約】【目的】 継ぎブームの組立ての際、その組合せや連結順序がメーカの指定どおりに遵守されるようにして、クレーンの過負荷防止装置の誤動作を防ぐ。【構成】 少なくとも長さ及び重量のうちの一方が異なる複数種類の継ぎブーム2,3を規定の組合せと連結順序で連結して所望の長さのブーム22を現場で組立て設置するクレーンに用いる過負荷防止装置において、継ぎブーム2,3の各記憶装置10に記憶している継ぎブームの長さや重量に関するデータを、対応する各ケーブル10を通じて演算装置8の演算部に送り、これにより得られる継ぎブームの組合せと連結順序に関するデータを、基準データ演算装置8の基準データ記憶部に記憶している継ぎブームを連結するための継ぎブームの規定の組合せと連結順序に関する基準データと比較し、両データが合致していないときに安全装置を作動させるようにすることにより、ブーム22の組立ての際、継ぎブームの組合せや連結順序に誤りが生じないようにする。
請求項(抜粋):
少なくとも長さ及び重量のうちの一方が異なる複数種類の継ぎブームが備え付けられており、これらの継ぎブームを適当数、規定の組合せと連結順序で連結して所望の長さのブームを現場で組立て設置するクレーンに用いる過負荷防止装置において、各継ぎブームにそれぞれ設けられ継ぎブームの種類を識別可能にする識別情報を記憶している各識別情報記憶装置と、この各識別情報記憶装置と演算装置とを接続して、各識別情報記憶装置で記憶している識別情報を、各継ぎブームの連結順序が識別できるように演算装置に伝達するための情報伝達手段と、継ぎブームを連結するための継ぎブームの規定の組合せと連結順序に関する基準データを記憶している基準データ記憶部とを備え、継ぎブームの連結時に、連結される継ぎブームの各識別情報記憶装置と演算装置とを情報伝達手段で接続することにより、その連結される継ぎブームについて、継ぎブームの組合せ及び連結順序に関するデータが演算装置で得られるようにし、演算装置では、この継ぎブームの組合せ及び連結順序に関するデータを、基準データ記憶部から呼び出される継ぎブームの規定の組合せと連結順序に関する基準データと比較し、この基準データに合致していないときに安全装置を作動させるようにしたことを特徴とするクレーンの過負荷防止装置。
IPC (3件):
B66C 23/26
, B66C 15/00
, B66C 23/90
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