特許
J-GLOBAL ID:200903045441226143

耐火鋼のサブマージアーク溶接方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩原 康弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-058246
公開番号(公開出願番号):特開平9-225682
出願日: 1996年02月22日
公開日(公表日): 1997年09月02日
要約:
【要約】【課題】 建築や橋梁分野において各種構造物に用いる耐火性に優れる鋼板、すなわち耐火鋼のサブマージアーク溶接において、600°Cでの耐力及び高温伸びに優れかつ良好なじん性を得る。【解決手段】 Mo:0.005〜0.6%、Nb:0.001〜0.05%、V:0.005〜0.2%、Al:0.026〜0.10%、Ti:0.001〜0.04%、B:0.0005〜0.0030%を含有する耐火鋼を溶接するためのサブマージアーク溶接方法であって、フラックス塩基度、溶接材料等の炭素当量、B量、Mo量を規定し、適量のC、Si、Mn等のほかAl:0.003〜0.030%、Ti:0.001〜0.04%を含む溶接用ワイヤで溶接する。
請求項(抜粋):
重量%(以下同じ)で、C :0.04〜0.15%、Si:0.05〜0.5%、Mn:0.5〜1.7%、Mo:0.005〜0.6%、Nb:0.001〜0.05%、V :0.005〜0.2%、Al:0.026〜0.10%、Ti:0.001〜0.04%、B :0.0005〜0.0030%を含有し、残部がFe及び不可避不純物からなる耐火鋼を溶接するためのサブマージアーク溶接方法であって、下記式(1)、(2)、(3)および(4)を満足するサブマージアーク溶接用フラックスと、同じく下記式(2)、(3)および(4)を満足しかつ、C :0.01〜0.10%、Si:0.01〜0.5%、Mn:0.4〜2.5%、Mo:0.5%以下、Nb:0.05%以下、V :0.02%以下、Al:0.003〜0.030%、Ti:0.001〜0.04%、B :0.0010%以下を含有し、残部がFe及び不可避不純物からなるサブマージアーク溶接用ワイヤとを組合わせて行うことを特徴とするサブマージアーク溶接方法。0.60≦Bn≦1.60 ・・・・・(1)ここで、CaO、MnO、MgO、CaF2 、SiO2 、Al2 O3 、TiO2 をそれぞれフラックス中のCaO、MnO、MgO、CaF2 、SiO2 、Al2 O3 、TiO2 の重量%による含有量としたとき、 Bn=(0.108CaO+0.068MnO+0.100MgO +0.078CaF2 )/(0.105SiO2 +0.002Al2 O3 +0.080TiO2 ) [Mo]C ≧8.5 ・・・・・(2)ここで、[Mo]W をワイヤ中の、[Mo]P を母材中の、また(Mo)F をフラックス中のそれぞれ重量%によるMo含有量としたとき、 [Mo]C =43[Mo]W +55[Mo]P +18(Mo)F [B]C +213.3Ceq≧112.5 ・・・・・(3)ここで、[B]W をワイヤ中の、また[B]P を母材中の重量%によるB含有量、また(B2 O3 )F をフラックス中の重量%によるB2 O3 含有量としたとき、 [B]C =4300[B]W +5500[B]P +120(B2 O3 )F Ceq≦0.415 ・・・・・(4)ここで、C、Si、Mn、Mo、NbおよびBをそれぞれ溶接金属中のC、Si、Mn、Mo、NbおよびBの重量%による含有量としたとき、Ceq=C+Si/24+Mn/6+(Mo+Nb)/5+5B
IPC (6件):
B23K 35/362 310 ,  B23K 9/18 ,  B23K 35/30 320 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/00 ,  C22C 38/14
FI (6件):
B23K 35/362 310 C ,  B23K 9/18 G ,  B23K 35/30 320 D ,  C22C 38/00 301 A ,  C22C 38/00 301 B ,  C22C 38/14
引用特許:
出願人引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る