特許
J-GLOBAL ID:200903045445647321

圧力抑制型原子炉格納容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 明夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-292479
公開番号(公開出願番号):特開平6-138278
出願日: 1992年10月30日
公開日(公表日): 1994年05月20日
要約:
【要約】【目的】 圧力抑制型原子炉格納容器内の過酷な事故発生時において、自然力のみで原子炉格納容器外への効果的な放熱を行う。【構成】 圧力抑制室空間部8と下部ドライウェル5とを連結し、下部ドライウェル5側の開口部に逆止弁22を取付けた配管(A)21を設け、また、重力落下式ECCSプ-ル6から原子炉圧力容器2に連通する配管(C)16に、下部ドライウェル5まで延設した分岐管23を設け、その先端部に熱溶融栓24を取付けてある。更に、配管(A)21の圧力抑制室空間部8側の開口部を、リターンライン11と通常運転時における圧力抑制プール7の水面との間の高さ範囲内に位置させ、配管(A)21の下部ドライウェル5側の開口部を、ベント管水中開口部10の最上開口部の高さよりも低く位置させてある。
請求項(抜粋):
原子炉圧力容器の周辺に設けてある上部ドライウェルと下部ドライウェル、圧力抑制室空間部と圧力抑制プールとからなる圧力抑制室、前記上部ドライウェルと前記圧力抑制プールとを連通するベント管、前記ベント管の前記圧力抑制プールに面する箇所に設けてあるベント管水中開口部、前記下部ドライウェルと前記ベントとを連通するリタ-ンライン、前記原子炉圧力容器の上方周辺部に設けてある重力落下式ECCSプ-ル、及び前記重力落下式ECCSプ-ルと前記原子炉圧力容器とを連通する配管を有する圧力抑制型原子炉格納容器において、前記圧力抑制室空間部と前記下部ドライウェルとを連通する配管を設け、該配管の前記下部ドライウェルにおける開口部を前記ベント管水中開口部の最上開口部よりも低く位置させ、前記下部ドライウェルにおける開口部に逆止弁を取付けてあることを特徴とする圧力抑制型原子炉格納容器。
IPC (3件):
G21C 15/18 ,  G21C 9/00 ,  G21C 13/00
FI (2件):
G21C 9/00 Z ,  G21C 13/00 GDB R

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