特許
J-GLOBAL ID:200903045463784310

エレベータの群管理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-282917
公開番号(公開出願番号):特開平6-127848
出願日: 1992年10月21日
公開日(公表日): 1994年05月10日
要約:
【要約】【目的】 特定階行きの乗客へのサービスを目的とした運転の運用に関して、エレベータ管理者の作業負担を軽減できるエレベータの群管理装置を提供する。【構成】 複数のエレベータかごが共通にサービスできる共通階と、特定のエレベータかごしかサービスできない特定階とからなる建物に複数のエレベータを就役させるとともに、割当手段9B及び特定かご優先手段9Cにより前記特定階へ向かう方向の乗場呼に対しては特定かごを優先的に割当てる群管理をする際に、前記特定階行きの乗客によるエレベータ利用を検出手段9Dで検出し、データ収集手段9Eにより、前記検出手段9Dによる検出結果を計数し、利用頻度を演算して記憶し、判定手段9Fにより、前記データ収集手段9Eによる利用頻度が基準値を超えているときは前記特定かご優先手段9Cに対して優先割当動作を許可し、前記利用頻度が基準値以下のときは前記優先割当動作を禁止する。
請求項(抜粋):
複数のエレベータかごが共通にサービスできる共通階及び特定のエレベータかごしかサービスできない特定階の各乗場呼に対する評価値を各エレベータかご毎に演算して、その評価値が小さいエレベータかごを割当かごとして選択する割当手段と、前記特定階へ向かう方向の乗場呼を割当てるときは、前記特定かごを優先的に割当かごとして選択させる特定かご優先手段と、前記特定階行きの乗客によるエレベータ利用を検出する検出手段と、前記検出手段による検出結果を計数し、これに基づき利用頻度を演算して記憶するデータ収集手段と、前記データ収集手段による利用頻度が基準値を超えているときは前記特定かご優先手段による優先割当動作を許可し、前記利用頻度が基準値以下のときは前記特定かご優先手段による優先割当動作を禁止する判定手段とを具備することを特徴とするエレベータの群管理装置。

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