特許
J-GLOBAL ID:200903045463875269

音声時間軸変換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-220131
公開番号(公開出願番号):特開平8-083096
出願日: 1994年09月14日
公開日(公表日): 1996年03月26日
要約:
【要約】【目的】 音響信号を記録時のM(≧1)倍で再生する際に、記録時の音程を保ちながらデータの廃棄を極力抑え自動的に聴き易い速度に変換することのできる音声時間軸変換装置を提供することを目的とする。【構成】 記録再生部101からM倍速再生された音声は、A/D変換器102で周期T/Mでディジタル信号に変換される。この信号は有音無音判定部103で有音無音判定され、書き込み制御部104により有音部分のみがバッファメモリー105に蓄積される。読み出し制御部106は周期Tでバッファメモリー105からデータを読み出し、時間軸制御部109ではその時間軸変換処理を行う。メモリー残量監視部107では逐次バッファメモリー内の現在の書き込み、読み出し位置からメモリー残量を計測し、この結果を基に適応速度制御部108でメモリー残量に応じて予め定めた規則に基づいて時間軸変換の速度を決定する。
請求項(抜粋):
記録媒体に記憶された音響信号を記録時のM(≧1)倍の速度で読み出す記録再生部と、前記記録再生部で読み出されたアナログ音響信号をディジタル信号に変換するA/D変換器と、入力信号の無音部分と有音部分を判定する有音無音判定部と、ディジタル変換されたデータを蓄積するためのバッファメモリーと、前記有音無音判定部で有音と判定された区間のデータのみを前記バッファメモリーに書き込むように書き込みアドレスを制御する書き込み制御部と、前記バッファメモリーのデータを読み出す読み出し制御部と、前記書き込み制御部で最後に前記バッファメモリーに書き込まれたアドレスと前記読み出し制御部で最後に読み出された前記バッファメモリー上のアドレスとの位置関係を監視することにより前記バッファメモリー内のメモリー残量を計測するメモリー残量監視部と、前記メモリー残量監視部から得られたメモリー残量に応じて予め定めた規則に従ってデータの時間軸変換の速度を決定する適応速度制御部と、前記適応速度制御部で決定された変換速度に従って、音声の時間軸の圧縮を行う時間軸制御部と、前記時間軸制御部により得られた処理データをアナログ信号に変換するD/A変換器とを備えたことを特徴とする音声時間軸変換装置。
IPC (3件):
G10L 3/02 ,  G11B 20/02 ,  H04N 5/783
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 話速変換装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-109873   出願人:三洋電機株式会社
  • 音声再生方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-237666   出願人:松下電器産業株式会社

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