特許
J-GLOBAL ID:200903045466591091

エネルギー電場微分量の計算法および計算システム

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-354621
公開番号(公開出願番号):特開2008-165508
出願日: 2006年12月28日
公開日(公表日): 2008年07月17日
要約:
【課題】 工業的価値のある分子集団の分極率などのエネルギー電場微分について、量子化学計算による理論計算において近似を導入して高速化し、かつ最大記憶容量も削減して高精度に推定するという課題を解決するための並列分散処理法及びその計算システムを提供すること。【解決手段】 エネルギー電場微分を求める際に必要な量子化学計算によるエネルギー計算において、対象とする系をフラグメントとよばれるクラスター単位に分割して並列分散処理する。さらに、フラグメント間の距離が離れている場合、静電力の計算に単極子、双極子を利用した近似を取り入れる。これにより求めた双極子モーメントなどの物理量からCPHF法などのエネルギー摂動計算を用いて、系全体のエネルギー電場微分計算を複数台の計算装置を用いて並列分散処理し導出する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
量子化学分野において、対象とする分子をフラグメントと呼ばれるクラスター単位に部分分割し、フラグメントおよびフラグメント対のエネルギーを並列分散処理により求めてから、系全体のエネルギーを近似計算し、次に、各フラグメント、フラグメント対の分子軌道係数、密度行列、双極子モーメントを導出し、各フラグメントおよび各フラグメント対の分極率を並列分散処理により求めてから、全系の分極率を近似計算し、高次のエネルギー電場微分量を算出する方法。
IPC (1件):
G06F 19/00
FI (1件):
G06F19/00 110

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