特許
J-GLOBAL ID:200903045479526558

無線データ通信方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 学
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-064485
公開番号(公開出願番号):特開2004-274537
出願日: 2003年03月11日
公開日(公表日): 2004年09月30日
要約:
【課題】電波の伝搬状態が良くない場合が存在する無線伝送系におけるパケットデータ伝送に対しても、システム全体としてのスループットを最適化することができる無線データ通信方法を提供する。【解決手段】無線回線を使用してパケットデータを伝送する場合に、その無線回線の伝送環境に対して最適な伝送速度の統計分布を予め調査し、調査の結果とその時点でのトラフィック量に関する情報とに基づいて、当該伝送環境における伝送速度初期値を予め定めた複数の信号伝送速度から選択して決定する。送信局からのデータパケット伝送に先立ち、伝送速度初期値又はその伝送速度初期値よりも低速となるように選択された伝送速度での通信可否を判断する。通信可能であると判断された伝送速度で、前記送信局からのデータパケット伝送を行う。【選択図】 図11
請求項(抜粋):
無線回線を使用したパケットデータ通信方法であって、 フェージングにより時々刻々変化する前記無線回線の伝送環境に対して最適な伝送速度の統計分布を予め調査する調査ステップと、 該調査の結果と該データ通信システムにおけるその時点でのトラフィック量に関する情報とに基づいて、当該伝送環境における伝送速度初期値を予め定めた複数の信号伝送速度から選択して決定する初期値選択ステップと、 送信局からのデータパケット伝送に先立ち、前記伝送速度初期値で試行伝送パケットを該送信局から受信局に伝送して該受信局からの試行伝送応答から当該伝送速度初期値での通信可否を判断するパケット試行伝送ステップと、 該パケット試行伝送ステップにおいて、当該伝送速度初期値では通信可能ではないと判断されたときには、前記複数の信号伝送速度の中から前記伝送速度初期値よりも低速となるように選択された伝送速度で、前記試行伝送パケットを伝送して該受信局からの再試行伝送応答から当該選択された伝送速度での通信可否を判断するパケット再試行伝送ステップと、 前記パケット試行伝送ステップまたは前記パケット再試行伝送ステップで通信可能であると判断された伝送速度で、前記送信局からのデータパケット伝送を行うデータパケット伝送ステップと を備えた無線データ通信方法。
IPC (2件):
H04Q7/38 ,  H04L29/08
FI (2件):
H04B7/26 109M ,  H04L13/00 307C
Fターム (20件):
5K034AA02 ,  5K034DD01 ,  5K034EE03 ,  5K034EE11 ,  5K034HH01 ,  5K034MM08 ,  5K067AA21 ,  5K067BB04 ,  5K067BB21 ,  5K067CC08 ,  5K067DD11 ,  5K067DD41 ,  5K067DD51 ,  5K067EE02 ,  5K067EE10 ,  5K067FF02 ,  5K067GG02 ,  5K067GG03 ,  5K067HH11 ,  5K067HH22

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