特許
J-GLOBAL ID:200903045486521812
無効電力補償装置の制御方式
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
山口 巖
, 駒田 喜英
, 松崎 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-083853
公開番号(公開出願番号):特開2006-271075
出願日: 2005年03月23日
公開日(公表日): 2006年10月05日
要約:
【課題】系統の正相無効分および逆相分の検出遅れを小さくし、無効電力補償装置の過渡追従性を低下させないようにする。【解決手段】三相負荷電流などの三相電気量を変換器11で二相量に変換した後、正相ベクトル演算器12を用いて正相ベクトル回転、逆相ベクトル演算器13を用いて逆相ベクトル回転をそれぞれ行なうことで、三相負荷電流から正相成分および逆相成分のそれぞれを直流量として分離・検出すると、演算器12,13の各出力には逆相分,正相分が系統の2倍の周波数リプルとしてそれぞれ現れるため、この発明ではバンドパスフィルタ14a〜14cを用いて系統の2倍の周波数リプル分を抽出し、これらを演算器12,13の出力からそれぞれ減算することにより、遅れを小さくしてリプル分の除去を図る。【選択図】図1
請求項(抜粋):
電力系統の正相無効分および逆相分を補償するための無効電力補償装置の制御方式において、
三相電気量を二相量に変換する三相/二相変換回路と、この三相/二相変換回路からの出力に対し、二軸回転座標軸上で電力系統電圧と同期した同一方向の正相ベクトル回転を行なって前記電気量の正相成分に変換する正相ベクトル演算器と、前記三相/二相変換回路からの出力に対し、二軸回転座標軸上で電力系統電圧と同期した逆方向の逆相ベクトル回転を行なって前記電気量の逆相成分に変換する逆相ベクトル演算器と、前記正相ベクトル演算器の出力に含まれる逆相分を除去する第1のバンドパスフィルタと、前記逆相ベクトル演算器の出力に含まれる正相分を除去する第2のバンドパスフィルタとを設け、電力系統の正相無効分および逆相分の過渡変化に対し高速な追従を可能にしたことを特徴とする無効電力補償装置の制御方式。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (2件):
引用特許:
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