特許
J-GLOBAL ID:200903045487013276

空気調和機の制御方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大原 拓也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-270687
公開番号(公開出願番号):特開平8-110077
出願日: 1994年10月07日
公開日(公表日): 1996年04月30日
要約:
【要約】【目的】 複数の室内ユニットを有する空気調和機で、室内ユニットの接続台数に応じて電子膨張弁の制御を可変し、冷媒の圧力上昇を抑え、効率的な運転を可能とする。【構成】 室外ユニットと複数の室内ユニットとを有し、冷凍サイクルを構成する同室外ユニットの圧縮機によって得た冷媒をそれぞれ電子膨張弁を介して各室内機に分配可能とし、かつ該電子膨張弁で冷媒の流量を可変可能とする空気調和機の制御方法およびその装置において、室内ユニットの熱交換器の温度を熱交換器温度検出部1で検出し、この検出温度と所定値部2の所定値(例えば過負荷の目安とする値あるいは同値より低い値)とをもとにして過負荷判定部3によって過負荷を判定する。この過負荷の判定回数をカウンタ4でカウントする一方、前回の過負荷の判定から今回の過負荷の判定までの間隔(時間)をタイマカウンタ5で計測し、これらカウント値および間隔をもとにして演算部6によって電子膨張弁の制御量(パルス加算値)を算出し、電子膨張弁の絞り量を可変する。
請求項(抜粋):
室外ユニットと複数の室内ユニットとを有し、冷凍サイクルを構成する同室外ユニットの圧縮機によって得た冷媒をそれぞれ電子膨張弁を介して各室内機に分配する空気調和機の制御方法であって、前記室内ユニットの熱交換器の温度を所定時間毎に検出するとともに、該検出温度および予め設定した所定値とをもとにして過負荷を判定し、該過負荷の判定回数をカウントする一方、前回の過負荷の判定から今回の過負荷の判定までの時間間隔を算出し、前記カウント値および時間間隔をもとにして前記電子膨張弁の開閉度合を可変する制御値を算出しており、少なくとも前記カウント値が多く、前記時間間隔が短いほど、前記電子膨張弁の絞り量を下げるようにしたことを特徴とする空気調和機の制御方法。
IPC (3件):
F24F 11/02 102 ,  F24F 11/02 ,  F25B 13/00

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