特許
J-GLOBAL ID:200903045490015484

燃料電池システムの触媒還元方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋本 正実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-140688
公開番号(公開出願番号):特開平6-349509
出願日: 1993年06月11日
公開日(公表日): 1994年12月22日
要約:
【要約】【目的】 燃料電池発電システムの燃料改質器やCO変成器に内蔵された触媒を、その許容最高温度以上に上昇しないようにしながら、最小の時間で還元する。【構成】 還元を必要とする触媒を内蔵する機器1〜1n,2〜2nを備える燃料電池発電プラントで、各機器の触媒温度を温度検出手段TEにて計測し、コントローラCTLは、温度計測値により各機器個々の触媒層の最高温度を計算式により推定し、流量制御弁CVの弁開度を制御し、推定した最高温度が常に触媒許容温度以下になるよう還元用ガスの流量を制御する。触媒の最高温度は、還元時の外部加熱量,還元による発熱量,ガス流れによる除熱量,機器の放熱量などを基にしてヒ-トバランス計算を行い、触媒層の所定位置に設けた温度検出器の検出値を修正することで、かなり精度良く推定することが可能である。
請求項(抜粋):
還元を必要とする触媒を内蔵する機器を備える燃料電池発電プラントにおいて、前記機器の触媒温度を計測する1個または複数個の計測手段を設け、該温度計測手段の検出信号により前記機器内の触媒層の最高温度を推定し、推定した最高温度が常に触媒許容温度以下になるよう還元用ガスの流量を制御することを特徴とする触媒還元方法。

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