特許

J-GLOBAL ID：200903045490641474

多孔性樹脂成形体の製造方法

発明者： 藤井 敏雄 ,  半田 敬信 ,  渡辺 恭資
出願人/特許権者： 三菱化成株式会社
代理人 (1件)： 長谷川 曉司
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-046952
公開番号（公開出願番号）：特開平6-256559
出願日： 1993年03月08日
公開日（公表日）： 1994年09月13日
要約：

【要約】【目的】 マトリックス樹脂に可塑剤を混入して成形し、可塑剤を除去して多孔化するに際し、有機溶媒等の可燃性物を用いず、しかも可塑剤や可塑剤を除去する液がリサイクル可能な方法を提供する。【構成】 マトリックス樹脂に混入する可塑剤を融点が100°C以下の水に難溶な物質とし、可塑剤の除去を可塑剤の融点以上の温度の界面活性剤の水溶液で行なうもの。

請求項（抜粋）：

水に溶けにくく、100°C以下の融点を有し、マトリックス樹脂の溶融混練条件下にマトリックス樹脂に相溶性を有する化合物を、マトリックス樹脂に添加して成形し、得られた成形体を前記化合物の融点以上に加熱された界面活性剤の水溶液で処理することにより前記化合物を成形体から除去し、多孔性の成形体を得ることを特徴とする多孔性樹脂成形体の製造方法。