特許
J-GLOBAL ID:200903045503172886

冷凍サイクル制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-323527
公開番号(公開出願番号):特開平6-178579
出願日: 1992年12月03日
公開日(公表日): 1994年06月24日
要約:
【要約】【目的】 コンプレッサを停止させることなく保護動作を行えるようにすると共に、半導体素子の破壊を確実に防止できるようにする。【構成】 デューティ制御回路15は、デューティ設定器17,周期カウンタ18,クロック発振器19からの信号に基き、予め定められたデューティでPWM制御パルス信号をベースドライバ5に出力する。デューティ制限回路16は、インバータ回路4からコンバータ回路2へ流れる電流Iが過電流レベルに達したことを電流検出回路9からの信号により検出すると、制限信号としてのリセット信号を周期毎にデューティ制限回路15に出力して、PWM制御信号のデューティを一定範囲内に制限する。これにより、電流Iが減少するので、コンプレッサ6及びコンプレッサモータ7の運転を停止しなくてもインバータ回路4内のトランジスタの破壊を防止できる。
請求項(抜粋):
交流電源からの交流電力を直流電力に変換するコンバータ回路と、前記コンバータ回路からの直流電力の入力に基き直流電力をコンプレッサ駆動用の直流モータに供給するインバータ回路と、前記インバータ回路に対してPWM制御を行うことにより、その出力を制御するPWM制御回路と、前記コンバータ回路と前記インバータ回路との間を流れる電流の検出を行う電流検出回路と、を備え、前記電流検出回路の検出値が所定レベルに達した場合に、前記コンバータ回路及びインバータ回路内の半導体素子の破壊を防止するため所定の保護動作を行う冷凍サイクル制御装置において、前記PWM制御回路は、予め設定されたデューティ値となるように、所定のパルス立上り指定時点からパルス立下がり指定時点までの間PWM制御パルス信号を出力するデューティ制御回路と、前記所定のパルス立上り指定時点からパルス立下がり指定時点に至るまでの間に、前記電流検出回路の検出値が前記所定レベルに達したときは、前記デューティ制御回路に対し、その時点からパルス立下がり指定時点までのPWM制御パルス信号の出力を停止させるデューティ制限回路と、を備えており、前記所定の保護動作として、コンプレッサ駆動用モータを停止させることなく、前記デューティ制限回路により制限された出力範囲内で運転を継続させる動作を行うことを特徴とする冷凍サイクル制御装置。
IPC (2件):
H02P 6/02 341 ,  F25B 1/00 361
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平3-207293
  • 特開平4-150793
  • 特開平3-065092
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