特許
J-GLOBAL ID:200903045506329328
熱可塑性樹脂組成物
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-109466
公開番号(公開出願番号):特開平6-322246
出願日: 1993年05月11日
公開日(公表日): 1994年11月22日
要約:
【要約】【目的】 流動加工性、耐衝撃性、ウエルド強度、剛性および耐熱性に優れ、特に薄肉成形品の成形用材料として適した熱可塑性樹脂組成物を提供する。【構成】 酸基含有共重合体ラテックスで肥大化したジエン系ゴムを粒子内部に含み、グラフト交叉剤と架橋剤とを併用して得られたアクリル酸エステルを主成分とする架橋アクリル酸エステル系重合体が外層部を構成してなる多重構造架橋アクリル系ゴムのラテックスの存在下に、芳香族ビニル化合物および特定のエチレン性不飽和化合物からなる群より選ばれた少なくとも1種の単量体を重合してなるグラフト共重合体10〜60重量部と、シアン化ビニル単量体、芳香族ビニル単量体およびエポキシ基含有ビニル単量体を重合してなるビニル系重合体3〜75重量部と、熱可塑性ポリエステル樹脂15〜85重量部と、熱可塑性ポリエステル系エラストマー2〜30重量部からなる樹脂成分100重量部に対して、繊維状強化材5〜150重量部を配合してなる熱可塑性樹脂組成物。
請求項(抜粋):
熱可塑性ポリエステル樹脂(A)15〜85重量部と、酸基含有共重合体ラテックスで肥大化したジエン系ゴム(i)2〜80重量%を粒子内部に含み、グラフト交叉剤と架橋剤とを併用して得られたアクリル酸エステルを主成分とする架橋アクリル酸エステル系重合体(ii)20〜98重量%が外層部を構成してなる多重構造架橋アクリル系ゴム(b-1)のラテックス5〜90重量部(固形分として)の存在下に、芳香族ビニル化合物および一般式(1)で表されるエチレン性不飽和化合物からなる群より選ばれた少なくとも1種の単量体(b-2)95〜10重量部を重合してなるグラフト共重合体(B)10〜60重量部と、シアン化ビニル単量体(C-1)15〜40重量%、芳香族ビニル単量体(C-2)60〜84.9重量%およびエポキシ基含有ビニル単量体(C-3)0.1〜1.5重量%を重合してなるビニル系重合体(C)3〜75重量部と、熱可塑性ポリエステル系エラストマー(D)2〜30重量部と、A成分、B成分、C成分およびD成分の合計量100重量部に対して5〜150重量部の繊維状強化材(E)とからなることを特徴とする熱可塑性樹脂組成物。【化1】(式中、RはHまたはCH3 を、XはCNまたはCOOR1 を表す。但し、R1は炭素数1〜8のアルキル基である。)
IPC (7件):
C08L 67/02 LNZ
, C08G 59/20 NHW
, C08K 7/02 NLD
, C08L 51/04 LKX
, C08L 51/04 LKY
, C08L 63/00 NJM
, C08L 67/00 KKF
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