特許
J-GLOBAL ID:200903045516969260

エコーキャンセラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-206185
公開番号(公開出願番号):特開平8-079136
出願日: 1994年08月31日
公開日(公表日): 1996年03月22日
要約:
【要約】【目的】適応フィルタを構成するトランスバ-サル型フィルタにおいて、無視できるタップの演算を自動的に削除することにより、回路規模の増大無しに演算量を少なくする。【構成】適応フィルタ2は受信信号Xとタップ係数メモリー6からのタップ係数値に基づき擬似エコーHXを生成し、回線2側で生ずるエコーX1を減算器3において抑圧する。適応フィルタ2は擬似エコーHXを生成後、自乗誤差算出器4からの誤差信号E2に基づき更新タップ係数値を演算してタップ係数メモリー6の内容を更新する。タップ係数比較器7は、判定器5が一定レベル以下の誤差信号E2を検出したとき、適応フィルタ2に供給するタップ係数値中、小さいものを削除しその演算を省略する。
請求項(抜粋):
トランスバーサル型のフィルタで構成され第一の信号路による擬似エコー信号の生成と更新タップ係数値の推定の演算を行う適応フィルタ手段と、前記トランスバーサル型のフィルタのタップ係数値の読出し及び前記更新タップ係数値の書込みを行う記憶手段と、前記擬似エコー信号により第二の信号路のエコー信号を抑圧する信号合成手段と、前記信号合成手段の出力から誤差信号を検出し前記タップ係数値の推定演算情報を出力する検出手段と、前記検出手段の出力レベルを判定する判定手段と、前記判定手段の出力に応じて前記記憶手段から読み出されるタップ係数値中所定値以下のタップ係数値による適応フィルタ手段における演算を省略する制御手段とを具備したことを特徴とするエコーキャンセラ。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-018808
  • 特開昭62-136927
  • 特開平1-220530

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