特許
J-GLOBAL ID:200903045519801832

振止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥村 正二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-170462
公開番号(公開出願番号):特開2001-347856
出願日: 2000年06月07日
公開日(公表日): 2001年12月18日
要約:
【要約】【課題】 電車線維持に用いる振止パイプは、温度変化による伸縮などによりトロリ線が一方向に流れた場合、それに対応して同時に側方への変位も引起こす。この変位はパンタとの関係で所定範囲内に収めねばならぬが、そのために有効な構造を創作する。【解決手段】 平行2本のアーム4の一端部を連結金具3で、また他端部を引手金具6で何れも回動可能に軸着し、前者はスパンパイプに後者は振止パイプDに接続する。トロリ線が一方向へ流れた場合両アームも同方向へ倒れ、振止パイプDの支持点も連続的に位置を変えていくので、目的に沿う結果となる。
請求項(抜粋):
トロリ線の上方で直角水平にスパンロッドを設けた電車線路に於いて、スパンロッドを上下挾持する1対の当金と、当金の中央下面へ当金と直角方向に溶着され両側端に垂直孔を備えた方形の連結金具と、端に夫々垂直孔が穿たれその一端は上記連結金具両端の垂直孔挿入軸に軸支されスパンロッドをはさんでほぼ平行1対のアームと、一端に穿った左右の垂直孔の挿入軸で上記アームの他の垂直孔を軸支し他端の単一水平孔で振止パイプ上端を軸支する引手金具とから成り、トロリ線の軸線方向移動により1対のアームが連結金具側端を中心に同方向へ回動するようにしたことを特徴とする振止装置。

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