特許
J-GLOBAL ID:200903045526065394

光制御方法および光制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 吉田 研二 ,  石田 純
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-361427
公開番号(公開出願番号):特開2004-086225
出願日: 2003年10月22日
公開日(公表日): 2004年03月18日
要約:
【課題】できる限り低い光パワーで充分な大きさおよび速度の光応答を光応答性の光学素子から引出すような光制御方法および光制御装置を提供する。【解決手段】光源1から制御光が、光源2から信号光が射出する。制御光および信号光は集光レンズ7で収束され、光学素子8に照射される。受光レンズ9、絞り19、および波長選択透過フィルター20を経て光検出器22で信号光のみが検出される。制御光のON、OFFにより信号光の光束密度が可逆的に増減し、信号光の強度変調が実現する。制御光および信号光を収束させて同一光路上を伝播させることにより、光応答性組成物中の励起種と制御光および信号光の光子の相互作用効率を著しく向上させることが可能となり、従来に比べ低い光パワーで充分な大きさおよび速度の光応答を光応答性の光学素子から引出すことが可能になる。【選択図】図6
請求項(抜粋):
光応答性組成物から成る光学素子に、前記光応答性組成物が吸収する波長の制御光を照射し、制御光とは異なる波長帯域にある信号光の屈折率を可逆的に変化させることにより前記光学素子を透過する前記信号光の光束密度変調を行う光制御方法であって、前記制御光および前記信号光を各々収束させて前記光学素子へ照射し、かつ、前記制御光および前記信号光を前記光学素子中において実質的に同一光路で伝搬させるように、また、前記制御光および前記信号光の光路をそれぞれ配置し、 更に前記光学素子中の前記光応答性組成物を透過した後、発散していく信号光光線束の一部分を、受光レンズおよび絞りによって受光することによって、 前記光束密度変調を強く受けた領域の信号光光線束を分別して取り出すことを特徴とする光制御方法。
IPC (1件):
G02F1/35
FI (1件):
G02F1/35
Fターム (11件):
2K002AA01 ,  2K002AA02 ,  2K002AB10 ,  2K002BA02 ,  2K002CA06 ,  2K002DA01 ,  2K002DA10 ,  2K002EA30 ,  2K002FA08 ,  2K002GA07 ,  2K002HA27
引用文献:
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