特許
J-GLOBAL ID:200903045530323268

トーショナルダンパの振動減衰装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-278769
公開番号(公開出願番号):特開平6-129490
出願日: 1992年10月16日
公開日(公表日): 1994年05月10日
要約:
【要約】【目的】 トーショナルダンパ用の振動減衰装置を、これがトーショナルダンパの緩衝機能に影響することのないようにすると共に、複数の要求振動減衰力特性を同時に満足させ得るようにする。【構成】 クランクシャフト1とコンバータカバー5との間をトーショナルダンパ3で結合し、このダンパ故に生ずる共振を防止するための振動減衰装置4は、2種の円周方向遊び角をもってカバー5側のプレート11に回転係合する摩擦ブロック14,15と、これらをクランクシャフト1側のプレート8,9に摩擦係合させるばね17とで構成する。小さい遊び角と大きい遊び角との間では摩擦ブロック14のみが共振を防止し、それ以上では摩擦ブロック15も共振を防止する。よって、振動減衰力が段階的となり、複数の減衰力特性を満足させ得る。
請求項(抜粋):
原動機により回転される第1回転体と、これからの回転を入力されるべき第2回転体との間を緩衝下に駆動結合するトーショナルダンパと共に用いられ、前記両回転体の相対回転振動を相対変位抵抗により減衰する変位抵抗型振動減衰装置において、前記相対変位抵抗を生起させる変位抵抗器を複数個設け、これら変位抵抗器にそれぞれ相対変位抵抗を生じない遊び角を設定し、該遊び角を複数種設定したことを特徴とするトーショナルダンパの振動減衰装置。

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