特許
J-GLOBAL ID:200903045534347412

モータ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安形 雄三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-183943
公開番号(公開出願番号):特開平11-032499
出願日: 1997年07月09日
公開日(公表日): 1999年02月02日
要約:
【要約】【課題】 PWM方式三相インバータを備え、少くとも2相のモータ電流を検出してフィードバック制御を行なうモータ制御装置において、各相の電流検出回路に用いられている素子のばらつきから生じる三相関係の不平衡をなくすことで、モータ電流のフィードバック制御をより正確に行なう。【解決手段】 2つの相に同じ大きさの振幅と正反対の極性を持つモータ電流を与え、残る1相の電流が0であるように制御することで、例えばU相から流れ出した電流Iは全てV相に流れ込み、W相には一切電流が流れないようにする。この状態で、U相及びV相の電流検出抵抗2a及び2bで生じる電位差により、電流検出回路6a及び6bがU相及びV相の電流値を検出し出力する。平均値算出部10a及び10bがそれらの平均値I1及びI2を求めた後、ゲイン比算出部11が各平均値を用いてゲイン比K=I1/(ーI2)を算出する。U相のフィードバックゲインG1はそのまま所定のフィードバックゲインGを、V相のフィードバックゲインG2はG×Kをそれぞれ設定する。
請求項(抜粋):
PWM方式三相インバータを備え、少なくとも2相のモータ電流を検出してフィードバック制御を行なうモータ制御装置において、2つの相に同じ大きさの振幅と正反対の極性を持つモータ電流を与えるための電流指令を発生させる電流指令値発生部と、前記電流指令とフィードバック処理からの出力とに基づいて前記2つの相の電流を制御すると共に残る1つの相の電流が0であるように制御する電流制御部と、前記2つの相のモータ電流の値を検出する電流検出回路と、前記2つの相の電流検出値の平均値を算出する平均値算出部と、前記平均値から前記電流検出回路のゲイン比を算出するゲイン比算出部とを備え、前記ゲイン比に基づいて前記2相のフィードバックゲインをそれぞれ独立に設定することを特徴とするモータ制御装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-270791
  • 特開平3-007095

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