特許
J-GLOBAL ID:200903045544849475

エンジンのバッテリレス電子燃料噴射制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平木 道人 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-200105
公開番号(公開出願番号):特開平6-017682
出願日: 1992年07月06日
公開日(公表日): 1994年01月25日
要約:
【要約】【目的】 リコイルスタータ始動操作が繰返されたときに、シリンダ内に供給されている混合気濃度が必要以上に高くなるのを防止して始動性を向上させる。【構成】 燃料噴射回数記憶部35は、始動時の燃料噴射回数を記憶するEEPROMである。始動噴射時間記憶部37には始動用噴射時間が記憶されている。修正始動噴射時間算出部38では、前記噴射回数に応じて補正係数記憶部36から読出される補正係数KRES によって始動用の噴射時間Tを補正する。補正係数KRES は燃料噴射回数が増大するほど噴射時間を短くするような値が設定されている。修正始動噴射時間Tcは噴射弁起動部40に出力され、これに従って噴射弁10が開弁される。前記始動用の噴射時間Tの補正には水温補正テーブル41から得られる補正係数をさらに乗算してもよい。燃料噴射回数記憶部35の記憶データは、回転数判別部39による自力運転検出信号によってクリアにされる。
請求項(抜粋):
リコイルスタータと、吸気通路へ燃料を供給する燃料噴射弁と、エンジンの運転状態に応じて前記燃料噴射弁の開弁時間を制御する開弁制御手段と、エンジンのクランク軸に連結されたフライホイールの回転によって発生した電力を前記燃料噴射弁の駆動および制御手段に供給する電源手段と、前記フライホイールの回転と連動して駆動されるメカニカルポンプで加圧された燃料を燃料噴射弁に供給する燃料供給手段と、前記リコイルスタータによる始動操作開始からエンジンが自力運転に立ち上がるまでの燃料噴射回数を記憶する不揮発メモリと、エンジンが通常運転に立ち上がった後、前記不揮発メモリに記憶された燃料噴射回数をリセットする手段と、前記マイクロコンピュータの開弁制御手段によって決定される燃料噴射弁の開弁時間を、前記不揮発メモリに記憶された燃料噴射回数が多いほど短くなるように補正するための補正データを登録する記憶手段とを具備したことを特徴とするエンジンのバッテリレス電子燃料噴射制御装置。
IPC (2件):
F02D 41/06 330 ,  F02D 45/00 312
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-043843
  • 特開平3-249345

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