特許
J-GLOBAL ID:200903045545527803

離隔渦流探傷方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-009103
公開番号(公開出願番号):特開平5-196608
出願日: 1992年01月22日
公開日(公表日): 1993年08月06日
要約:
【要約】【目的】 被検出材の透磁率の影響を受けずに欠陥の大きさに対応する位相差信号を得る。【構成】 被検出材である鋼管3には、励磁コイル2と受信コイル4とが間隔をあけて配置される。電源1は励磁コイル2を励磁し、励磁コイル2から発生された磁束は受信コイル4によって検出される。励磁信号と検出信号の位相差φ1は位相差検出回路5によって検出される。検出信号の振幅平均A1は、振幅補正回路7によって定数設定回路8に設定された定数A0,aに従って補正される。位相差補正回路9では、検出された位相差を補正する。これによって鋼管3の透磁率μの影響を受けにくい位相差信号を得ることができる。
請求項(抜粋):
励磁コイルを励磁信号で励磁して磁束を発生させ、受信コイルによって被検出材を貫通する磁束を検出し、受信コイルからの検出信号の振幅平均A1を或る値A0に正規化した値について、予め定める指数aに対する累乗値を求め、前記励磁信号と検出信号との位相差φ1を求められた累乗値に掛けた値φ1・(A1/A0)a を位相差として求め、求められた位相差に対応して被検出材の肉厚減少箇所を検知することを特徴とする離隔渦流探傷方法。

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