特許
J-GLOBAL ID:200903045566164140

残留エラー訂正を有する分数N周波数合成およびその方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本城 雅則 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-512617
公開番号(公開出願番号):特表平8-505993
出願日: 1994年09月16日
公開日(公表日): 1996年06月25日
要約:
【要約】周波数シンセサイザ(107)は、可変発振器(114)を利用し、この可変発振器(114)の出力は、周波数シンセサイザ出力(115)として用いられ、デジタル分周器(108)に与えられる。デジタル分周器(108)の出力は、位相比較器(109)の一方の入力を与える。位相比較器(109)の他方の入力は、基準発振器(116)から与えられる。位相比較器(109)出力は、可変発振器(114)を制御する。デジタル分周器(108)は、有効分周率が被整数ステップによって変えることができるように、多重アキュムレータ分数N分周システム(112)によって時間的に変えられる分周率を有する。デジタル分周器(108)に印加される時変分周シーケンスにより、出力信号(115)に残留スプリアス・レベルが存在する。多重アキュムレータ分数N分周システム(112)からの第2デジタル・シーケンスは、このスプリアス・レベルを低減するために生成され、位相比較器(109)の出力に印加される。
請求項(抜粋):
第1周波数を有する第1信号を生成するため制御可能な発振器を具備する周波数シンセサイザであって: 所望の値とエラー値とを含む分周器シーケンス信号を生成する手段; 前記第1信号の前記周波数を分周する手段であって、前記分周器シーケンス信号に依存し、第1分周信号を生成する分周手段; 前記分周信号の位相を検出し、被検出分周信号を生成する手段; 前記分周器シーケンス信号におけるエラー値により前記第1分周信号に含まれるエラーを近似して、第1エラー訂正信号を生成する手段;および 前記被検出分周信号を前記エラー訂正信号で変調し、低減された残留エラーを有し、かつ前記制御可能な発振器を制御する被変調信号を生成する手段; によって構成されることを特徴とする周波数シンセサイザ。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特表平4-507180
  • 特表平5-503827

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