特許
J-GLOBAL ID:200903045566721359

巻線型コイルの巻線方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森下 武一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-205961
公開番号(公開出願番号):特開平7-057953
出願日: 1993年08月20日
公開日(公表日): 1995年03月03日
要約:
【要約】【目的】 線材終端部の引出し状態が一定の巻線型コイルを安定して製造する。【構成】 工程1にて、コアの胴部に2本の線材を同時に巻き回してバイファイラ巻きを行なう。工程2にて、ワイヤノズルを2本の線材の終端部が固定されるべき鍔部側に移動させ、2本の線材の終端部をコア胴部にバイファイラ巻きした部分に引掛ける。工程3にて、二つのワイヤノズルを半回転させ、一方の線材の終端部が引掛かっている位置を、他方の線材の終端部が引掛かっている位置にずらす。これにより、2本の線材の終端部の引出し状態が一定の巻線型コイルが常に安定して製造される。
請求項(抜粋):
胴部とこの胴部の端部に設けられた鍔部を有するコアと、前記胴部に同時に巻き回された少なくとも2本の線材とを備えた巻線型コイルの巻線方法において、前記胴部に2本の線材を同時に巻き回す工程と、前記2本の線材の終端部を、前記線材の終端部が固定されるべき前記鍔部側に移動させ、前記胴部に巻き回した部分の異なる位置にそれぞれ係止させる工程と、前記2本の線材の終端部を180度ねじり、一方の線材の終端部が係止している位置を、他方の線材の終端部が係止している位置にずらす工程と、前記2本の線材の終端部を前記鍔部に固定する工程と、を備えたことを特徴とする巻線型コイルの巻線方法。

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