特許
J-GLOBAL ID:200903045577550351

遷移金属化合物、配位子組成物、触媒組成物及びこれをオレフィンの重合及び共重合に使用する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江藤 聡明
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-548572
公開番号(公開出願番号):特表2003-533550
出願日: 2000年12月13日
公開日(公表日): 2003年11月11日
要約:
【要約】オレフィンを重合、特にプロピレンを更に別のオレフィンと共重合する方法を、特定選択メタロセンを含む高活性触媒組成物、特にインデニル環の2位と4位に異なる置換基を有する触媒組成物の存在下に行う。新規なポリプロピレン共重合体を、かかる方法によって得ることができる。
請求項(抜粋):
オレフィンを重合する、特にプロピレンと少なくとも1種の他のオレフィンとを共重合する方法であって、 重合を、少なくとも1種の助触媒と少なくとも1種の、式(I):【化1】[但し、M11が元素周期表第IVb族の金属であり、 R31、R32が同一又は異なっていても良く、それぞれ水素原子、C1〜C10アルキル基、C1〜C10アルコキシ基、C6〜C20アリール基、C6〜C10アリールオキシ基、C2〜C10アルケニル基、OH基、N(R32)2基(R32がC1〜C10アルキル基又はC6〜C14アリール基を表す)を表すか、又はハロゲン原子を表わし、且つR31とR32が合体して環を形成することが可能であり、 R34、R36、R37及びR38、更にR34’、R36’、R37’及びR38’が同一又は異なっていても良く、それぞれ水素原子又はハロゲン化されていても、直鎖であっても、環式であっても若しくは分岐していても良い炭化水素基、例えばC1〜C10アルキル基、C2〜C10アルケニル基、C6〜C20アリール基、C7〜C40アリールアルキル基、C7〜C40アルキルアリール基又はC8〜C40アリールアルケニル基を表し、 R33及びR33’が同一又は異なっていても良く、且つ R33がR33’と同義であるか、又はα位で分岐しておらず且つハロゲン化されていても良い炭化水素基、例えばC1〜C20アルキル基、C2〜C10アルケニル基、C7〜C40アルキルアリール基又はC8〜C40アルケニルアリール基を表し、 R33’がα位で環化されるか又はα位で分岐しており且つハロゲン化されていても良い炭化水素基、例えばC3〜C20アルキル基、C3〜C20アルケニル基、C6〜C20アリール基、C7〜C40アリールアルキル基、C7〜C40アルキルアリール基又はC8〜C40アリールアルケニル基を表し、 R35、R35’が同一又は異なっていても良く、それぞれ下式:【化2】で表される、インデニル環への結合位置に対してパラ位において置換基R43又はR43’を有しているC6〜C20アリール基を表わし、 R33がメチル若しくはエチルであり、R33’がイソプロピルである場合には、R35及びR35’がフェニルと1-ナフチルの組み合わせでも、又は1-ナフチルとフェニルの組み合わせでなくても良く、 R39が、以下のブリッヂ:【化3】{但し、R40、R41が、相互に同義であっても、同一又は異なっていても良く、それぞれ水素原子、ハロゲン原子又はC1〜C40基、例えばC1〜C20アルキル基、C1〜C10フルオロアルキル基、C1〜C10アルコキシ基、C6〜C14アリール基、C6〜C10フルオロアリール基、C6〜C10アリールオキシ基、C2〜C10アルケニル基、C7〜C40アリールアルキル基、C7〜C40アルキルアリール基又はC8〜C40アリールアルケニル基を表し、且つR40及びR41がそれぞれ、これらに結合する原子と共に1個以上の環を形成しても良く、そして xが0〜18までの整数を表わし、 M12がケイ素、ゲルマニウム又はスズを表す}であり、 R39が更に式Iで表される2個の単位と相互に結合していても良く、 R43が、R35がR35’と異なる場合に水素原子を表わし、或いは R43がC1〜C10アルキル基、C2〜C10アルケニル基、C6〜C18アリール基、C7〜C20アリールアルキル基、C7〜C20アルキルアリール基、C8〜C20アリールアルケニル基を表し、この炭化水素基はフッ素又は塩素によってハロゲン化又は部分的にハロゲン化されていても良く、そしてこの炭化水素基は-N(R44)2、-P(R44)2、-SR44、-Si(R44)3、-N(R44)3+又は-P(R44)3+{基R44が同一又は異なっていても良く、それぞれ水素原子又はハロゲン化されていても、直鎖であっても、環式であっても若しくは分岐していても良い炭化水素基、例えばC1〜C10アルキル基、C2〜C10アルケニル基、C6〜C20アリール基、C7〜C40アリールアルキル基、C7〜C40アルキルアリール基又はC8〜C40アリールアルケニル基を表す}を表しても良く、 R43’が水素を表すか、又はR43と同義であり、 R45、R45’、R46及びR46’がそれぞれ水素又は基R36、R36’若しくはR34、R34’に結合されていても良いC4〜C20アリール、アルケニル若しくはアルキル環基を表す]で表される特定置換メタロセンとを含む触媒組成物の存在下に行うことを特徴とする方法。
IPC (3件):
C08F 4/64 ,  C07F 7/08 ,  C08F210/16
FI (3件):
C08F 4/64 ,  C07F 7/08 C ,  C08F210/16
Fターム (88件):
4H049VN01 ,  4H049VN06 ,  4H049VP02 ,  4H049VQ08 ,  4H049VR24 ,  4H049VU33 ,  4J100AA02Q ,  4J100AA03P ,  4J100AA04Q ,  4J100AA07Q ,  4J100AA16Q ,  4J100AA17Q ,  4J100CA01 ,  4J100CA04 ,  4J100DA00 ,  4J100DA01 ,  4J100DA04 ,  4J100DA40 ,  4J100FA10 ,  4J100JA28 ,  4J100JA43 ,  4J100JA51 ,  4J100JA57 ,  4J100JA58 ,  4J100JA59 ,  4J100JA64 ,  4J128AA01 ,  4J128AB00 ,  4J128AB01 ,  4J128AC01 ,  4J128AC20 ,  4J128AC28 ,  4J128AD06 ,  4J128AD07 ,  4J128AD08 ,  4J128AD11 ,  4J128AD13 ,  4J128BA00A ,  4J128BA01B ,  4J128BB00A ,  4J128BB00B ,  4J128BB01B ,  4J128BB02B ,  4J128BC12B ,  4J128BC13B ,  4J128BC15B ,  4J128BC25B ,  4J128BC29B ,  4J128CA24A ,  4J128CA24B ,  4J128CA25A ,  4J128CA25B ,  4J128CA27A ,  4J128CA27B ,  4J128CA28A ,  4J128CA28B ,  4J128CA29A ,  4J128CA29B ,  4J128CA30A ,  4J128CA30B ,  4J128CB09A ,  4J128CB09B ,  4J128EB02 ,  4J128EB04 ,  4J128EB05 ,  4J128EB07 ,  4J128EB09 ,  4J128EB10 ,  4J128EB13 ,  4J128EB16 ,  4J128EB17 ,  4J128EB18 ,  4J128EB21 ,  4J128EC01 ,  4J128EC02 ,  4J128EC03 ,  4J128EC05 ,  4J128FA02 ,  4J128FA04 ,  4J128GA01 ,  4J128GA04 ,  4J128GA06 ,  4J128GA07 ,  4J128GA09 ,  4J128GA15 ,  4J128GA19 ,  4J128GA21 ,  4J128GB01
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る