特許
J-GLOBAL ID:200903045579285310
誘導加熱調理機の被加熱物の種類を判断する装置及び方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-149119
公開番号(公開出願番号):特開平10-055880
出願日: 1997年06月06日
公開日(公表日): 1998年02月24日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、被加熱物の種類を短時間に判断し、それら被加熱物の種類に適合する周波数を用いて加熱を行い得る誘導加熱調理機の被加熱物の種類を判断する装置及び方法を提供しようとするものである。【解決手段】 加熱部(20)のインバータ(INV)のスイッチング周波数を固定した状態で、整流/平滑部(1)に印加する常用電源(AC)の電流と、加熱部(20)のインバータ(INV)からワーキングコイルに印加する電流とを検出し、それら検出された電流により被加熱物の種類を短時間内に判断し、それら被加熱物に適合する共振周波数を発生して調理を行い得るように構成されている。
請求項(抜粋):
常用電源(AC)を整流して平滑にする整流/平滑部(1)と、インバータ(INV)、キャパシタ、ワーキングコイル(L2,L3)及びスイッチ(SW)から構成され、スイッチ駆動信号(DS2)によりワーキングコイルとキャパシタとの結線を変え、被加熱物(3)を選択的に加熱する加熱部(20)と、前記整流/平滑部(1)に印加する常用電源(AC)の電流を検出し、該電流を電圧(Va)に変換する第1電流検出部(4)と、前記加熱部(20)のワーキングコイル(L2)に流れる電流を検出し、該電流を電圧(Vb)に変換する第2電流検出部(70)と、前記第1電流検出部(4)から出力する電圧(Va)と上記第2電流検出部(70)から出力する電圧(Vb)との入力を受け、それらの電圧(Va,Vb)と既に設定された基準電圧値とを比較し、加熱部のワーキングコイルにより加熱される被加熱物が小物であるか、又は磁性容器、及び非磁性容器であるかを判断し、上記加熱部(20)に制御命令を出力する制御部(5)と、該制御部(5)の制御命令により上記加熱部(20)のインバータ(INV)を駆動するインバータ駆動信号(DS1)を出力するインバータ駆動部(6)と、前記制御部(5)の制御命令により上記加熱部(20)にスイッチング駆動信号(DS2)を出力するスイッチ駆動部(80)と、から構成されることを特徴とする誘導加熱調理機の被加熱物の種類を判断する装置。
引用特許:
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