特許

J-GLOBAL ID：200903045594095625

有機薄膜EL素子の製造方法

発明者： 田中 泰三
出願人/特許権者： 日本電気株式会社
代理人 (1件)： 京本 直樹 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-311253
公開番号（公開出願番号）：特開平9-153395
出願日： 1995年11月29日
公開日（公表日）： 1997年06月10日
要約：

【要約】【課題】実用的かつ効果的に、ダークスポットがなく、長寿命化を図ることができる有機薄膜EL素子を提供すること。【解決手段】本発明の方法は、有機薄膜EL素子の外側にエポキシ基を有する化合物の硬化剤6を設け、この硬化剤6を有機薄膜EL素子内部へ含浸させることによって有機EL素子を構成する材料を固定安定化することを特徴とする。

請求項（抜粋）：

支持基板上に陽極を形成する工程と、前記陽極上に発光能を有する有機発光層を含む少くとも1層の有機薄膜層を形成する工程と、前記有機薄膜層上に陰極を形成する工程と、前記陽極と前記陰極とを覆う樹脂被膜層を形成する工程とを含む有機薄膜EL素子の製造方法において、前記少くとも1層の有機薄膜層を形成する工程が、エポキシ基を含有する樹脂に低分子化合物を分散させた有機樹脂分散薄膜層を形成する工程を含み、かつ前記樹脂被膜層を形成する工程が被膜樹脂剤に硬化剤を混ぜ前記硬化剤が前記有機樹脂分散薄膜層に含浸することにより前記エポキシ基を含有する樹脂の重合および架橋を行うことを特徴とする有機薄膜EL素子の製造方法。

IPC (3件)：

H05B 33/22 ,  C09K 11/06 ,  H05B 33/14

FI (3件)：

H05B 33/22 ,  C09K 11/06 Z ,  H05B 33/14