特許
J-GLOBAL ID:200903045596239667

カラー画像符号化復号化方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 幸男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-249608
公開番号(公開出願番号):特開平11-075070
出願日: 1997年08月29日
公開日(公表日): 1999年03月16日
要約:
【要約】【解決手段】 m画素の参照画素列16の状態値に基づいて予測されたn画素の着目画素列15と実際のn画素の着目画素列15とを比較し、両者が一致した場合には、一致対応区間を選択し、両者が一致しない場合には、不一致対応区間内の着目画素列15の取り得る2n 個の対応区間のうち実際の着目画素列15に該当する対応区間を選択し、カラー画像の算術符号を構成する。【効果】 画素列単位に算術符号化し、符号化処理を高速化することができる。
請求項(抜粋):
2値化された複数のカラープレーンを有するカラー画像を符号化する方法であり、前記複数のカラープレーンのうち少なくとも1つのカラープレーンを既に符号化済みのカラープレーンを参照して符号化するカラー画像符号化方法であって、符号化すべき複数の画素からなる着目画素系列を設定する着目画素系列設定工程と、前記着目画素系列設定工程により設定された着目画素系列が参照する既に符号化済みの複数の画素からなる参照画素系列を設定する参照画素系列設定工程と、前記参照画素系列設定工程により設定された参照画素系列に基づいて前記着目画素系列を予測する着目画素系列予測工程と、前記着目画素系列設定工程により設定された着目画素系列を設定着目画素系列と呼び、前記着目画素系列予測工程により予測された着目画素系列を予測着目画素系列と呼ぶとき、前記設定着目画素系列と前記予測着目画素系列とを比較する比較工程と、確率数直線上の対応区間を前記設定着目画素系列と前記予測着目画素系列との一致を表す一致対応区間および前記設定着目画素系列と前記予測着目画素系列との不一致を表す不一致対応区間の2つの対応区間に分割し、分割された不一致対応区間を前記設定着目画素系列が取り得る状態を表す複数の対応区間に分割し、分割された一致対応区間および不一致対応区間内の複数の対応区間のうち何れかの対応区間を前記比較工程の比較結果に基づいて選択する区間分割選択工程と、前記区間分割選択工程により選択された対応区間に基づいて前記カラー画像の算術符号を構成する算術符号構成工程とを含み、前記区間分割選択工程は、前記比較工程の比較結果が一致の場合、前記一致対応区間を選択し、前記比較工程の比較結果が不一致の場合、前記設定着目画素系列に対応する前記不一致対応区間内の対応区間を選択することを特徴とするカラー画像符号化方法。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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