特許
J-GLOBAL ID:200903045600658513

泡放出用ポンプ容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 今岡 良夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-136411
公開番号(公開出願番号):特開平7-315463
出願日: 1994年05月25日
公開日(公表日): 1995年12月05日
要約:
【要約】【目的】 混合室内への空気と液体との流入を、液体よりも空気を早く流入させることで、ポンプ操作の当初から適正混合比率の発泡が得られるよう設けた。【構成】 作動部材30が上限に位置する状態において、ヘッド34から垂下する嵌合筒35下端面と大径ピストン50の外向きフランジ状壁53との間よりも、小径シリンダ部分7の底部内から起立して、上部を作動部材のステム32内へ摩擦係合させて嵌合する棒状部材60下端の弁体61と小径シリンダ部分内底面の弁座10との間隙を大とすることで、ヘッド34押下げ時において、嵌合筒35による大径ピストン50押下げを、上記弁体61と弁座10とが形成する加圧弁閉塞よりも早く、もって吐出弁36と嵌合筒内の発泡部材37との間で形成する混合室45内への空気流入を、該混合室内への液体流入よりも早くした。
請求項(抜粋):
容器体口頸部に嵌合させた装着筒15で固定させて、上半部大径かつ下半小径のシリンダ部材3を容器体1内へ垂下し、小径シリンダ部分7内から上方付勢されて起立する、下端を小径筒状ピストン31とするステム32の上端外面に、ノズル33付きヘッド34から垂下する嵌合筒35を嵌着して作動部材30となし、その嵌合筒の下部に設けた大内径部35a 内面に上部外面を気密に嵌合させて、かつステム32外面に付設した受座32a に下端を気密に係合させて、ステム32上部外面へ小ストローク上下動可能に嵌合させた摺動筒52から突出する、透孔55付きの外向きフランジ状壁53外周に、大径シリンダ部分内面に嵌合する大径筒状ピストン51を付設して大径ピストン50となし、又小径シリンダ部分7の底部内から上部をステム32内へ嵌合させて、該ステムとの摩擦係合で小ストローク上下動自在に下端を弁体61とする棒状部材60を起立し、更にステム32の上部内面に吐出弁36を設けると共に、嵌合筒35の上部内面へ発泡部材37を嵌着させて、該発泡部材と吐出弁間に形成した混合室45内と大径ピストン下方の大径シリンダ部分内とを、ステム32と嵌合筒35および摺動筒52との間に設けた空気路47で連通させ、又棒状部材60と小径シリンダ部分7内面およびステム32内面との間に液体路を設けておき、上記小径シリンダ部分7に対する棒状部材60の、又大径シリンダ部分5に対する大径筒状ピストン51の各摩擦係合により、作動部材30が付勢により押上げられた状態で、小径シリンダ部分の底部内面に形成された弁座10と該弁座開閉用の上記弁体61との間隙よりも、大径ピストンの外向きフランジ状壁53と嵌合筒35下端面との間の間隙を小としたことを特徴とする泡放出用ポンプ容器。
IPC (4件):
B65D 83/44 ,  B05B 1/02 101 ,  B05B 7/04 ,  B65D 47/34

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