特許
J-GLOBAL ID:200903045604552884

プラスチック・金属選別方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-335291
公開番号(公開出願番号):特開2002-136896
出願日: 2000年11月02日
公開日(公表日): 2002年05月14日
要約:
【要約】【課題】1つの選別工程で金属片と種類ごとのプラスチック片を選別分離する。【解決手段】投入前に混合物を摩擦帯電してそれぞれの電荷を付与し、イオン放電電極5から負イオンを混合物に照射して、負の電荷を持つプラスチック片の帯電量を増加させて回動電極に吸着させ、正の電荷を持つプラスチック片の帯電量を減少させ、金属細粉をドラム電極に接触させ正の極性に帯電させてドラム電極4に反発させる。ついで、分離用静電場Sでは、中和に近い電荷量のプラスチック片に中間落下軌跡を描かせ、また負の電荷を持つプラスチック片を静電力によりドラム電極4に吸引させてドラム電極4側の内方落下軌跡を描かせでプラスチック片を種類ごとに分離する。さらに金属細粉を静電力により静電電極6側に吸引させて外方落下軌跡を描かせて分離する。
請求項(抜粋):
導電性粉砕物とプラスチック片とを選別すると同時にプラスチック片をその種類別に選別するに際して、前記混合物を摩擦帯電して電荷を付与し、次いで混合物を回動電極上に投入し、回動電極の下方への回動部位上流側で、イオン照射手段から回動電極と異極性のコロナイオンを混合物に向かって照射し、導電性粉砕物に移動電極と逆極性の電荷を付与することにより移動電極に接触させ、これにより移動電極と同極性に帯電させて、回動電極に対して反発させ、またコロナイオンと同極性を電荷が帯電されたプラスチック片の帯電量を増加させて回動電極に吸着させ、さらにイオンと異極性を電荷が帯電されたプラスチック片の帯電量を減少させ、回動電極の下方への回動部位の下流側で、混合物を移動電極と静電電極との間に形成される分離用静電場に導入し、回動電極と同極性を持つ導電性粉砕物を静電力により静電電極側に吸引させて移動電極から大きく離間する外方落下軌跡を描かせ、また回動電極と異極性を持つプラスチック片を静電力によりさらに移動電極に吸着するかまたは接近して落下する内方落下軌跡を描かせ、中和または少ない電荷量のプラスチック片を下方に落下する中間落下軌跡を描かせて、導電性物と、種類ごとのプラスチック片とを一度に分離することを特徴とするプラスチック・金属選別方法。
IPC (2件):
B03C 7/06 ,  B03C 7/02
FI (3件):
B03C 7/06 ,  B03C 7/02 A ,  B03C 7/02 C
Fターム (6件):
4D054GA01 ,  4D054GA02 ,  4D054GA04 ,  4D054GA09 ,  4D054GB01 ,  4D054GB09

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