特許

J-GLOBAL ID：200903045606001095

散乱線トモグラフイ及び散乱線トモグラフイ装置

発明者： 長井 秀夫
出願人/特許権者： 横河メデイカルシステム株式会社
代理人 (1件)： 井島 藤治 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-316411
公開番号（公開出願番号）：特開平5-146426
出願日： 1991年11月29日
公開日（公表日）： 1993年06月15日
要約：

【要約】【目的】 走査を1次元的に行い、撮影時間を短くし、被曝線量の極めて少ない散乱線トモグラフィ及び装置を実現することである。【構成】 被測定体にペンシルビーム状のX線XRを入射させ、入射経路の直線上にある複数の離散点から散乱されるX線のうち、同心円又は同心円の一部を成す形状のスリットSL1 ,SL2 により特定の角度の散乱線のみを通過させ、前記スリットSL1 ,SL2 と同様な形状の検出器DETの検出器要素DEi により検出してデータの収集を行い、直線x=xj のすべての直線上における照射が終れば、上記のデータを用いてイメージングを行う。

請求項（抜粋）：

被測定体にペンシル・ビーム状の放射線(XR)を入射させ、入射経路の直線上にある複数の離散点から散乱される放射線を、前記ビーム状放射線(XR)の進行方向に対し垂直な面においてその形状が同心円又は同心円の一部を成し、その空隙が前記ビーム状放射線(XR)の進行方向に対して一定の角度を有するスリット(SL1 ,SL2 )により同時に抽出し、抽出され離散化された複数の散乱放射線を前記スリット(SL1 ,SL2 )と同様の形状を成す複数の検出器要素(DEi )により検出してデータの収集を行い、収集されたデータを用いて散乱線による被測定体のイメージングを行うことを特徴とする散乱線トモグラフィ。