特許
J-GLOBAL ID:200903045618317640

磁気抵抗効果型ヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野▲崎▼ 照夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-231865
公開番号(公開出願番号):特開2000-057536
出願日: 1999年04月27日
公開日(公表日): 2000年02月25日
要約:
【要約】【課題】 耐食性に優れ且つ極薄膜において必要十分な交換異方性磁界を印加することができる反強磁性体膜であるPtMn合金を採用することにより、線形応答性に優れバルクハウゼンノイズを抑制した磁気効果型ヘッド(MRヘッド)を提供すること。【解決手段】 Free磁性層7/非磁性中間層8/Pinned磁性層9のサンドイッチ構造を有し、Free磁性層7となる強磁性体層に直接接する反強磁性体層13を備えたスピンバルブ磁気抵抗効果型ヘッドにおいて、反強磁性体層13はPtMn合金からなり、反強磁性体層13とFree磁性体層7との界面において相互拡散層が形成され、前記相互拡散層を介して前記反強磁性体層13と前記Free磁性層7との間に働く交換異方性磁界によって、前記Free磁性層7に縦バイアス磁界が与えられていることを特徴とする磁気抵抗効果型ヘッド。
請求項(抜粋):
Free磁性層/非磁性中間層/Pinned磁性層のサンドイッチ構造を有し、前記Free磁性層となる強磁性体層に直接接する反強磁性体層を備えたスピンバルブ磁気抵抗効果型ヘッドにおいて、前記反強磁性体層は、膜組成がPt36〜54Mn46〜64原子%のPtMn合金からなり、前記反強磁性体層と前記強磁性体層との界面に、前記反強磁性体層を構成するPt原子とMn原子および前記強磁性体層を構成する磁性原子が相互に拡散した相互拡散層が形成されており、前記相互拡散層を介して前記反強磁性体層と前記Free磁性層との間に働く交換異方性磁界によって、前記Free磁性層に縦バイアス磁界が与えられていることを特徴とする磁気抵抗効果型ヘッド。

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