特許
J-GLOBAL ID:200903045619918826

ジエンポリマー及び組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-305882
公開番号(公開出願番号):特開平5-209011
出願日: 1992年10月21日
公開日(公表日): 1993年08月20日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 主鎖中に炭素-錫結合を含むジエンポリマー鎖と、(式中R1,R2はH、アルキル、アリール等、Xは以下の構造をもつ)の構造式を持つ複素環窒素基を含むビニル化合物(例、2-ビニルピリジン)から誘導した末端を含むジエンポリマー鎖の混合物を含む。最初にアニオン重合によって得たリビングジエンポリマー鎖の一部を錫ポリハライドカップリング剤を用いてカップリングさせ、その後残りのリビングジエンポリマー鎖を、複素環窒素基を含むビニル化合物を用いて停止させて製造する。【効果】 得られるジエンポリマーは、粗ポリマー粘度が向上しており、カーボンブラックと配合すると未硬化状態で加工性が優れており、硬化状態でヒステリシスが減少している。ポリマーは、回転抵抗性の低いタイヤトレッドのためのエラストマー組成物に使用可能。
請求項(抜粋):
ヒステリシス特性の低いエラストマー組成物の形成用の、粗粘度が向上したジエンポリマー又はコポリマーの製造法において、順に(a)共役ジエンモノマー又は共役ジエンモノマーとビニル芳香族炭化水素モノマーの混合物を、炭化水素溶媒中で有機アルカリ金属又は有機アルカリ土類金属開始剤を用いてアニオン重合させることにより、活性有機アルカリ又は有機アルカリ土類金属末端を含むリビングジエンポリマー又はコポリマーを製造し、(b)リビングジエンポリマー又はコポリマー鎖の約10-約70重量%を、その有機アルカリ又は有機アルカリ土類金属末端と該リビングジエンポリマー又はコポリマー鎖1モル当たり該錫ポリハライド中のハロゲン原子の数に基づいて約0.1-0.7当量の錫ポリハライドを反応させることによりカップリングし、該錫ポリハライドが一般式RaSnXbを有し、式中Rは、アルキル、アルケニル、シクロアルキル及びアリール基から成る群より選び、Xはハロゲンであり、aは0-2の整数であり、bは2-4の整数であり;(c)残りのリビングジエンポリマー又はコポリマー鎖を、その有機アルカリ又は有機アルカリ土類金属末端と、約0.3-約100モルの以下【化1】〔式中R1及びR2は、H、アルキル、アルキルアリール、アリール及びO,N-含有アルキル、アルキルアリール及びアリール基を含む群より選び、Xは、【化2】から成る群より選んだ基であり、ここでR3、R4、R5、R6、R7及びR8は、H、アルキル、アルキルアリール、アリール及びO,N-含有アルキル、アルキルアリール及びアリール基を含む群より選ぶ〕の構造式を持つ複素環窒素基を含むビニル化合物とを反応させることにより停止させる段階を含むことを特徴とする方法。
IPC (3件):
C08F 8/00 MFY ,  C08F 8/42 MHU ,  C08L 9/00 LBD
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭62-149708
  • 特開昭62-149708

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