特許
J-GLOBAL ID:200903045625944995

末端に1級水酸基を有する飽和炭化水素系重合体及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-116492
公開番号(公開出願番号):特開平11-302320
出願日: 1998年04月27日
公開日(公表日): 1999年11月02日
要約:
【要約】カチオン重合によって得られるハロゲン末端炭化水素系重合体に、1級水酸基および不飽和結合を含む化合物を作用させることによって水酸基を末端に有する飽和炭化水素系重合体を得る。【課題】リビングカチオン重合により得られる飽和炭化水素系重合体の末端に定量的に水酸基を導入した化合物は高耐候性ウレタン原料として有用である。ところがこれまでは、重合終了後にオレフィン末端へと変換し、さらにハイドロボレーション反応を行うことで、目的とする水酸基末端化合物を得る反応が知られていた。この方法は多段階の反応を必要であり、製造上手間がかかるものであった。【解決手段】カチオン重合によって得られるハロゲン末端炭化水素系重合体に、1級水酸基および不飽和結合を含む化合物を反応させることによって中間体を経ること無しに、直接水酸基を末端に有する飽和炭化水素系重合体を得ることが可能となった。
請求項(抜粋):
炭素-炭素単結合を形成するカチオン重合によって得られるハロゲン末端炭化水素系重合体に、1級水酸基および炭素-炭素二重結合を有する化合物を反応させることによって得られる、1級水酸基を末端に有する重合体主鎖が飽和な炭化水素系重合体。
IPC (2件):
C08F 8/00 ,  C08F 10/10
FI (2件):
C08F 8/00 ,  C08F 10/10
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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