特許
J-GLOBAL ID:200903045627889967

可変吐出量高圧ポンプおよびそれを用いた燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 求馬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-321051
公開番号(公開出願番号):特開平10-141176
出願日: 1996年11月14日
公開日(公表日): 1998年05月26日
要約:
【要約】【課題】 圧力室への低圧燃料の供給量がサイクル間で異なったり、異常な燃料の吐出が生じることがなく、コモンレールへの燃料圧送を制御性よく行うことができる可変吐出量高圧ポンプを提供する。【解決手段】 シリンダ2内にプランジャ21を往復運動可能に嵌挿し、インナーカム8の回転によりプランジャ21を往復運動させて、シリンダ2の内壁面とプランジャ21の端面で形成される圧力室23内の燃料を加圧して、デリバリバルブ3より高圧通路へ圧送する。インナーカム8は、リフト曲線の頂上部にフラット部を有する形状とし、プランジャ21が最大リフト位置において一定の時間その状態を保持するようにする。すなわち、圧送工程から吸入工程までに一定の間隔を持たせるようにし、この間に圧力室23へ吸入される燃料の量を制御する電磁弁6の開弁を行うことで、弁体73の作動を安定させ、流量制御を容易にする。
請求項(抜粋):
シリンダ内に往復運動可能に嵌挿されたプランジャと、上記プランジャを上記シリンダ内で往復運動させるカムと、上記シリンダの内壁面と上記プランジャの端面とで形成され、低圧通路より導入される低圧燃料を上記プランジャの往復運動によって加圧する圧力室と、加圧燃料を高圧通路へ圧送する手段とを備え、上記カムを、リフト曲線の頂上部にフラット部を有する形状とし、上記プランジャが最大リフト位置において一定時間その状態を保持し、しかる後に下降を開始するようにしたことを特徴とする可変吐出量高圧ポンプ。
IPC (5件):
F02M 59/10 ,  F02M 55/02 350 ,  F02M 59/34 ,  F02M 63/02 ,  F04B 9/04
FI (5件):
F02M 59/10 C ,  F02M 55/02 350 P ,  F02M 59/34 ,  F02M 63/02 A ,  F04B 9/04
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 燃料噴射ポンプのカム軸
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-062138   出願人:いすゞ自動車株式会社
  • 特開平1-073166
  • 特公昭46-036863
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