特許
J-GLOBAL ID:200903045635358105

生産機械、特に精紡機のための制御システムおよびこの制御システムを備えた精紡機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-028347
公開番号(公開出願番号):特開平7-316933
出願日: 1995年02月16日
公開日(公表日): 1995年12月05日
要約:
【要約】【目的】 生産機械、特に精紡機のための制御システムおよびこの制御システムを備えた精紡機を提供すること【構成】 制御電子機器が一つの制御ユニット15と多数の構造要素群7,13とが多数のセンサ3および/または作動体1と結合されており、構造要素群がセンサのこれらの構造要素群に与えられる信号の評価および/または作動体の制御、これらの構造要素群と上位の制御ユニット15間のデータの伝達を行い、一つのチエーンの様式の構造要素群が制御ユニットと結合されており、制御ユニットから一定の構造要素群への、或いはこの反対の経路でのデータの伝達が、データがその都度制御ユニット或いは構造要素群から或る一定の構造要素群の隣接している構造要素群へと、およびこの反対の経路で行われるように構成されている
請求項(抜粋):
【請求項01】 a)作業パラメータを検出するセンサ(3)および/または或る信号を実施する作動体(1)が所属している多数の作業位置、および、b)センサ結果の評価および/または作動体(1)の制御を行う制御電子機器(7,13,15)とを備えた生産機械、特に精紡機のための制御システムにおいて、c)制御電子機器が一つの制御ユニット(15)と多数の構造要素群(7,13)とを備えており、これらがそれぞれ多数のセンサ(3)および/または作動体(1)と結合されており、この場合構造要素群(7,13)がセンサ(3)のこれらの構造要素群に与えられる信号の評価および/または作動体(1)の制御、並びにこれらの構造要素群(7,13)と上位の制御ユニット(15)間のデータの伝達を行うように構成されていること、d)少なくとも一つのチエーンの様式の構造要素群(7,13)が制御ユニット(15)と結合されており、その際制御ユニット(15)と一定の構造要素群(7,13)への、或いはこの反対の経路でのデータの伝達が、データがその都度制御ユニット或いは構造要素群(7,13)から或る一定の構造要素群に対して隣接している構造要素群(7,13)へと、およびこの反対の経路で行われるように構成されていること、を特徴とする生産機械、特に精紡機のための制御システム。【請求項02】 少なくとも一つの対の構造要素群チエーンが設けられており、その際各々の構造要素群チエーンの制御ユニット(15)とは反対側の端部にそれぞれ存在している構造要素群(7,13)が付加的に互いに結合されていることを特徴とする請求項1に記載の制御システム。【請求項03】 或る対の構造要素群チエーンの各々の構造要素群チエーンがそれぞれ他の構造要素群チエーンと無関係に制御ユニット(15)と結合されていることを特徴とする請求項2に記載の制御システム。【請求項04】 或る構造要素群チエーンの二つの構造要素群(7,13)間の結合が中断した際、制御ユニット(15)が、それぞれ中断した結合をカバーする、新しく形成される二つの構造要素群チエーンを独立した構造要素群チエーンとして処理するように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の制御システム。【請求項05】 或る構造要素群チエーンの構造要素群(7,13)が不能の場合制御ユニット(15)がそれぞれ不能な構造要素群(7,13)をカバーする、新しいく形成される二つの構造要素群チエーンを独立した構造要素群チエーンとして管理するように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の制御システム。【請求項06】 或る構造要素群チエーンのすべての構造要素群(7,13)がセンサ(3)のみと、或いは作動体(1)のみと結合されていることを特徴とする請求項1から5までのいずれか一つに記載の制御システム。【請求項07】 制御ユニット(15)が制御システムが接続される度毎に、および/または一定の時間間隔で初期設定ルーチンを行い、これにより或る構造要素群チエーンの各々の構造要素群(7,13)にアドレスが指示され、構造要素群チエーン当たりの構造要素群の数が決定され、かつ制御ユニット(15)内に記憶されている基準数との比較が行われるように構成されていることを特徴とする請求項1から6までのいずれか一つに記載の制御システム。【請求項08】 精紡機において、この精紡機が制御電子機器が一つの制御ユニット(15)と多数の構造要素群(7,13)とを備えており、これらが多数のセンサ(3)および/または作動体(1)と結合されており、この場合構造要素群(7,13)がセンサ(3)のこれらの構造要素群に与えられる信号の評価および/または作動体(1)の制御、並びにこれらの構造要素群(7,13)と上位の制御ユニット(15)間のデータの伝達を行うように構成されていること、少なくとも一つのチエーンの様式の構造要素群(7,13)が制御ユニット(15)と結合されており、その際制御ユニット(15)から一定の構造要素群(7,13)への、或いはこの反対の経路でのデータの伝達が、データがその都度制御ユニット或いは構造要素群(7,13)から或るいていの構造要素群の隣接している構造要素群(7,13)へと、およびこの反対の経路で行われるように構成されている制御システムを備えていることを特徴とする精紡機。【請求項09】 センサが糸監視装置(13)として、作動体が粗糸停止装置(1)として形成されていることを特徴とする請求項8に記載の精紡機。【請求項10】 糸監視装置(3)が、精紡機の作業位置のそれぞれ一つのリングトラベラの回転数を検出する回転数センサとして形成されていることを特徴とする請求項9に記載の精紡機。【請求項11】 センサ(3)が精紡機の作業位置のバルーニングのそれぞれ一本の糸の回転数を検出する回転数センサとして形成されていることを特徴とする請求項9に記載の精紡機。【請求項12】 回転数センサと結合されている構造要素群(13)が、それに所属しているセンサ信号から、リングトラベラの回転数或いはバルーニングを形成する糸を検出し、この回転数により糸切れの存否或いは緩動スピンドルを検出するように構成されていることを特徴とする請求項10或いは11に記載の精紡機。【請求項13】 機械側面の各々に、当該機械側面のすべてのセンサ(3)のそれぞれと結合されている構造要素群チエーンおよび/または当該機械側面のすべての作動体(1)のそれぞれに結合されている構造要素群チエーンが所属していることを特徴とする請求項8から12までのいずれか一つに記載の精紡機。【請求項14】 上位の制御ユニット(15)がまとめられた多機能構造要素群として形成されており、この多機能構造要素群が構造要素群(7,13)とセンサ(3)および/または作動体(1)のすべての機能を実際に自動的に制御するように構成されていることを特徴とする請求項8から13までのいずれか一つに記載の精紡機。【請求項15】 多機能構造要素群が一つのバス(17)を介して精紡機の中央の機械制御機構と結合されていることを特徴とする請求項14に記載の精紡機。【請求項16】 或る機械側面のすべての糸監視装置(3)のそれぞれが中空に形成された金属材料から成るセンサレール(11)上に設けられていること、および糸監視装置(3)と結合されている構造要素群(13)が上記のセンサレール(11)内部に設けられていることを特徴とする請求項13に記載の精紡機。【請求項17】 センサレール(11)にリング精紡機の各々の機械側面に設けられているリングレール(33)が設けられているか或いはこのリングレール(33)内にまとめられていることを特徴とする請求項16に記載の精紡機。【請求項18】 或る機械側面の粗糸停止装置(1)のそれぞれが中空に形成されている金属の粗糸停止集合レール(5)上に設けられていること、および粗糸停止装置(1)と結合されている構造要素群(7)が粗糸停止装置レール(15)の内部に設けられている請求項16,17或いは13に記載の精紡機。
IPC (3件):
D01H 13/32 ,  D01H 13/14 ,  G05B 15/02
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭56-096918
  • 特開平1-229823
  • 特開昭56-096918
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