特許
J-GLOBAL ID:200903045640550928

伸縮性混繊不織布及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥村 茂樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-274267
公開番号(公開出願番号):特開平10-096154
出願日: 1996年09月24日
公開日(公表日): 1998年04月14日
要約:
【要約】【課題】 一方向における伸縮性に優れた混繊不織布を提供する。【解決手段】 この不織布は、高融点ポリエステル系長繊維と低融点ポリエステル系長繊維とが混繊されて、集積されてなる。不織布中には、低融点長繊維の軟化又は溶融によって、高融点長繊維相互間が融着された区域が、散点状に設けられている。この不織布は、(i)不織布の幅方向の破断伸度が150%である、(ii)不織布の縦方向の破断伸度に対する幅方向の破断伸度の比が5以上である、(iii)不織布を幅方向に50%伸長した時の伸長回復率が60%以上である、(iv)不織布を幅方向に100%伸長した時の伸長回復率が50%以上である、の条件を同時に満足する。高融点長繊維と低融点長繊維とを集積した繊維ウェブに、部分的に熱を与えて繊維フリースを得る。この繊維フリースを、幅方向に拡幅して、10〜80%の延伸比で熱延伸を施した後、熱固定して伸縮性混繊不織布を得る。
請求項(抜粋):
高融点ポリエステル系長繊維と低融点ポリエステル系長繊維とが混繊された状態で集積されてなり、該高融点ポリエステル系長繊維相互間が該低融点ポリエステル系長繊維の軟化又は溶融によって融着された融着区域が、散点状に設けられてなり、且つ下記式(1)〜(4)を同時に満足することを特徴とする伸縮性混繊不織布。記EC≧150% .........(1)EC/EM≧5 .........(2)EEC(50)≧60% .........(3)EEC(100)≧50% .........(4)(但し、ECは不織布の幅方向の破断伸度であり、EMは不織布の縦方向の破断伸度であり、EEC(50)は不織布を幅方向に50%伸長した時の伸長回復率であり、EEC(100)は不織布を幅方向に100%伸長した時の伸長回復率である。)
IPC (3件):
D04H 3/14 ,  D04H 3/00 ,  D04H 3/02
FI (3件):
D04H 3/14 A ,  D04H 3/00 F ,  D04H 3/02

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