特許
J-GLOBAL ID:200903045641445320

モスキートノイズ低減装置、モスキートノイズ低減方法、及びモスキートノイズ低減用プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-350408
公開番号(公開出願番号):特開2005-117449
出願日: 2003年10月09日
公開日(公表日): 2005年04月28日
要約:
【課題】 ブロック単位符号化により符号化された画像データを復号して得た再生画像データに対し、再生画像のエッジ部分に悪影響を及ぼすことなく、エッジ周辺に発生しやすいモスキートノイズを的確に低減する。【解決手段】 ノイズ低減部14は、フィルタ処理対象画素がエッジを構成する画素であるか否かを、エッジ検出部13から供給されるエッジ有無検出情報に基づき判断し、エッジを構成する画素と判断した場合には、そのフィルタ処理対象画素に対してフィルタ処理を行わない。一方、エッジを構成する画素ではないと判断した場合には、フィルタ処理対象画素とそのフィルタ処理対象画素に最も近い最近隣エッジとの距離、及び最近隣エッジの強度を、エッジ有無検出情報及びエッジ強度情報に基づき求め、求めた距離及び強度に応じて、フィルタ処理に用いるエッジ保存型平滑化フィルタ特性を選択する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
所定数の画素からなるブロックを符号化の単位とするブロック単位符号化方式により圧縮符号化された画像データから復号された画像データが入力され、その入力画像データに対して適応的にフィルタ処理を行って、モスキートノイズを低減するモスキートノイズ低減装置であって、 前記入力画像データに対し、エッジ検出対象画素として設定される2つの画素の画素値、及びそのエッジ検出対象画素に近接する複数の周辺画素の画素値を用いて、前記エッジ検出対象画素間のエッジの存在の有無及びエッジの強度を検出し、エッジ有無検出情報及びエッジ強度情報を出力するエッジ検出手段と、 前記フィルタ処理の対象として設定されるフィルタ処理対象画素が、前記エッジを構成する画素であるか否かを、前記エッジ有無検出情報に基づき判断し、 前記フィルタ処理対象画素が前記エッジを構成する画素と判断された場合には、そのフィルタ処理対象画素に対して前記フィルタ処理を行わず、 前記フィルタ処理対象画素が前記エッジを構成する画素ではないと判断された場合には、前記フィルタ処理対象画素と前記フィルタ処理対象画素に最も近い最近隣エッジとの距離、及び前記最近隣エッジの強度を、前記エッジ有無検出情報及び前記エッジ強度情報に基づき求め、求めた前記最近隣エッジとの距離及び前記最近隣エッジの強度に応じて、前記フィルタ処理に用いるエッジ保存型平滑化フィルタ特性を選択し、選択したフィルタ特性によるフィルタ処理を、前記フィルタ処理対象画素に対して行うノイズ低減手段と、 を有することを特徴とするモスキートノイズ低減装置
IPC (2件):
H04N7/24 ,  H04N5/21
FI (2件):
H04N7/13 Z ,  H04N5/21 Z
Fターム (18件):
5C021PA38 ,  5C021PA39 ,  5C021PA58 ,  5C021RB08 ,  5C021XB17 ,  5C021XB18 ,  5C021YA01 ,  5C021YC08 ,  5C021YC09 ,  5C059KK04 ,  5C059MA00 ,  5C059MA23 ,  5C059MC11 ,  5C059PP22 ,  5C059TD08 ,  5C059UA05 ,  5C059UA18 ,  5C059UA39
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • ノイズ除去装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-147784   出願人:シャープ株式会社

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