特許
J-GLOBAL ID:200903045641869162

現在位置算出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-143674
公開番号(公開出願番号):特開平8-334371
出願日: 1995年06月09日
公開日(公表日): 1996年12月17日
要約:
【要約】【目的】車両の現在位置を算出する現在位置算出装置が実行するマップマッチング処理において、前回に処理を行った時点から現時点までの期間に車両が走行した距離である期間走行距離に応じて、車両が走行している道路の候補として道路の選択を行うために用いるしきい値を変更する。【構成】マップマッチング処理においては、車両が走行している道路の候補を、地図に記述されている道路のうちから、車両の進行方向との間の角度のズレが第1のしきい値以下である道路であって、かつ、各種センサの出力値より算出した現在位置との間の最短距離が第2のしきい値以下である道路を選択することにより行っているが、期間走行距離が大きいほど、上記第2のしきい値を大きくすることで、マップマッチング処理の開始の遅延によって、同じ道路が候補として選択されたりされなかったりするのを防ぐ。
請求項(抜粋):
車輪の回転に伴い移動する車両に搭載されるナビゲーションシステムに備えられ、車両の現在位置を算出する現在位置算出装置において、少なくとも道路を記述した地図を表す地図データを記憶している地図データ記憶手段と、車両の進行方向および走行距離を測定する測定手段と、上記測定手段が測定した進行方向および走行距離に基づいて、車両の現在位置を算出する現在位置算出手段と、上記地図データ記憶手段が記憶している地図データが表す地図のうちの、上記現在位置算出手段が算出した現在位置から所定の距離内の範囲に記述されている道路のうちから、上記測定手段が測定した進行方向との間の角度のズレが第1のしきい値以下である道路であって、かつ、上記現在位置算出手段が算出した現在位置との間の最短距離が第2のしきい値以下である道路を選択し、選択した道路のうちから、1つの道路を車両が走行している道路として推定する走行道路推定手段と、上記走行道路推定手段が推定した道路上に位置するように、上記現在位置算出手段算出した現在位置を修正する現在位置修正手段とを備え、上記走行道路推定手段は、前回に推定を行った時点から現時点までの期間に上記測定手段が測定した走行距離である期間走行距離に応じて、上記第2のしきい値を変更する第2のしきい値変更手段を備えたことを特徴とする現在位置算出装置。
IPC (3件):
G01C 21/00 ,  G08G 1/0969 ,  G09B 29/10
FI (3件):
G01C 21/00 E ,  G08G 1/0969 ,  G09B 29/10 A
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 車両ナビゲーション装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-069871   出願人:エタックインコーポレーテッド
  • 特開平1-277715
審査官引用 (3件)
  • 車両ナビゲーション装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-069871   出願人:エタックインコーポレーテッド
  • 特開平1-277715
  • 特開平1-277715

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