特許
J-GLOBAL ID:200903045643322543

燃料噴射弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-507064
公開番号(公開出願番号):特表平10-506695
出願日: 1996年05月04日
公開日(公表日): 1998年06月30日
要約:
【要約】本発明による燃料噴射弁は、弁座(29)の下流にノズルプレート(23)が設けられている形式のものにおいて、ノズルプレート(23)の流入側に、スワールを生ぜしめる多数のエレメント(40)が設けられており、これらのエレメント(40)に下流側の方向で、少なくとも1つの中断されていないリングギャップ(45)が続いていることを特徴とする。スワールを生ぜしめるエレメント(40)は羽根車のように配置されていて、このような配置は、個々のエレメント(40)がほぼ半径方向に延びていてかつ周方向に傾いており、これらのエレメント(40)が円形に相前後して配置されていることにより生じる。リングギャップ(45)は噴射ジオメトリを成している。このような配置により、付加的なエネルギなしに、燃料を均一に微細霧化することができる。最小の液滴に分散することにより、内燃機関の排ガスエミッションをさらに低減させることができ、燃料消費量を削減することもできる。この燃料噴射弁は特に、混合気圧縮型の火花点火式の内燃機関における燃料噴射装置での使用に適している。
請求項(抜粋):
内燃機関の燃料噴射装置のための燃料噴射弁であって、弁長手方向軸線を有していて、閉鎖体が設けられており、該閉鎖体は弁座面と協働し、該弁座面の下流にノズルプレートが設けられており、該ノズルプレートが燃料のための完全な貫流路を有している形式のものにおいて、 ノズルプレート(23)が、スワールを生ぜしめる多数のエレメント(40)を流入側で有していて、これらのエレメント(40)に下流側の方向で、少なくとも1つの中断されていないリングギャップ(45)が続いており、該リングギャップ(45)に前記スワールを生ぜしめるエレメント(40)が直接接続されていて、前記リングギャップ(45)が噴射ジオメトリを形成することを特徴とする、燃料噴射弁。
IPC (2件):
F02M 61/18 340 ,  F02M 61/18 310
FI (2件):
F02M 61/18 340 D ,  F02M 61/18 310 C

前のページに戻る