特許
J-GLOBAL ID:200903045662533440

自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-258411
公開番号(公開出願番号):特開平7-113462
出願日: 1993年10月15日
公開日(公表日): 1995年05月02日
要約:
【要約】【目的】 シフト指令出力後にエンジン負荷が変動した場合にも、シフトショックの少ない円滑なシフトを実現できる自動変速機の変速制御装置を提供する。【構成】 エンジンの第1負荷を示すシフト指令信号出力時におけるスロットル電圧(VTH)SSと、第2負荷を示すシフト指令信号出力の0.3秒前のスロットル電圧(VTH)0.3 との差が、閾値ΔVより大きいか否かを判定し(S13)、(VTH)SS-(VTH)0.3 >ΔVの場合、ライン圧の上昇が許容限度を越えると判断し、基準となるがた詰め時間Tfに補正係数Kを乗じ(S14)、短縮されたがた詰め時間Tfに亘り、当該変速段を確立させる摩擦係合要素に最高油圧を供給して摩擦係合要素のピストンを無効ストロークだけ速やかに移動させる。
請求項(抜粋):
自動車のエンジンと駆動輪との間に介装され、一の変速段を達成する結合側の油圧摩擦係合要素と、この油圧摩擦係合要素に供給される油圧を制御する油圧制御手段とを具えた自動変速機の変速制御装置において、前記エンジンの負荷を検出するエンジン負荷検出手段と、前記変速段を達成させるための変速指令を出力する変速指令手段と、前記変速指令が出力された時に、前記油圧制御手段に第1所定時間に亘って最高油圧を供給させる最高油圧供給指令手段と、前記変速指令出力時点において検出したエンジンの負荷を第1負荷として設定する第1負荷設定手段と、前記変速指令出力時点よりも第2所定時間前において検出したエンジンの負荷を第2負荷として設定する第2負荷設定手段と、前記第1負荷と前記第2負荷との差を比較する負荷比較手段と、この差が所定値以上である場合に前記第1所定時間を短縮する開弁時間短縮手段とを具えたことを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
IPC (2件):
F16H 61/00 ,  F16H 59:14

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