特許
J-GLOBAL ID:200903045679789456

工作機械の熱変位推定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 喜樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-222786
公開番号(公開出願番号):特開平11-058183
出願日: 1997年08月19日
公開日(公表日): 1999年03月02日
要約:
【要約】【課題】 温度及び熱変位の時定数差を埋めて、過渡状態から定常状態まで全ての運転状況において熱変位を正確に推定する。【解決手段】 あらかじめ実験によって熱変位時定数と主軸回転数との関係式を求めておき、関数式を記憶装置内に記憶しておく。計測された回転数から算出された熱変位時定数から決定されるフィルタ係数関数と入力計算用温度とから熱変位の推定用中間値を求める。この値に基づき主軸の熱変位量を推定し、これに相当する補正量をNC装置に出力する。【効果】 実験で得た熱変位時定数と回転数の関係を、マトリックス状にNC装置に記憶する必要が無くなり、実験で得られない回転数であっても熱変位時定数を求めることができる上、関数式より熱変位時定数を得るのに要する時間が短縮された。
請求項(抜粋):
工作機械各部の温度を検出する段階と、検出した温度を数値化する段階と、数値化された温度に基づき演算式を用いて熱変位量を推定する段階とを含む工作機械の熱変位推定方法において、前記演算式の係数が、時間又は補正回数(n) により変化する係数関数(f(n)) であり、該係数関数(f(n)) が、あらかじめ実験によって得られ記憶装置内に記憶された熱変位時定数(Tδ) と主軸回転数(N) との関係式(T(N))によって決定されることを特徴とする工作機械の熱変位推定方法。
IPC (2件):
B23Q 17/00 ,  G05B 19/404
FI (2件):
B23Q 17/00 Z ,  G05B 19/18 K
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特許第3151655号

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