特許
J-GLOBAL ID:200903045683817987
導電性ダイヤモンド電極を用いた被検物質濃度の測定方法およびそのための装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (5件):
吉武 賢次
, 中村 行孝
, 紺野 昭男
, 横田 修孝
, 高村 雅晴
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-265886
公開番号(公開出願番号):特開2004-101437
出願日: 2002年09月11日
公開日(公表日): 2004年04月02日
要約:
【課題】二種以上の被検物質のそれぞれの濃度を簡便かつ高精度に測定する方法および装置の提供。【解決手段】第一の被検物質および第二の被検物質を含む被検試料液を用意し、導電性ダイヤモンド電極からなる第一作用電極と、導電性ダイヤモンド電極からなる第二作用電極と、対電極とを接触させ、第一作用電極上で第二の被検物質の酸化または還元反応が生じるが、第一の被検物質の酸化または還元反応が実質的に生じない電圧を印加して電流値を測定し、被検試料液中の第二の被検物質の濃度を算出し、第二の被検物質濃度から、第二作用電極上で第一の被検物質および第二の被検物質の両方の酸化または還元反応が生じる電圧を印加した場合における電流値への第二の被検物質の寄与分を算出し、第二作用電極上で第一の被検物質および第二の被検物質の両方の酸化または還元反応が生じる電圧を印加して電流値を測定し、第二の被検物質の寄与分を差し引いて、第一の被検物質単独に由来する電流値を算出して、被検試料中の第一の被検物質濃度を算出する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
導電性ダイヤモンド電極を用いた被検物質濃度の測定方法であって、
共に導電性ダイヤモンド電極上で同一電圧の印加により酸化または還元反応を生じうる、第一の被検物質および第二の被検物質を含む被検試料液を用意し、
該被検試料液に、導電性ダイヤモンド電極からなる第一作用電極と、導電性ダイヤモンド電極からなる第二作用電極と、対電極とを接触させ、
前記第一作用電極と前記対電極との間に、第一作用電極上で前記第二の被検物質の酸化または還元反応が生じるが、前記第一の被検物質の酸化または還元反応が実質的に生じない電圧を印加し、該電圧下における電流値を測定し、得られた電流値から前記被検試料液中の第二の被検物質の濃度を算出し、
該第二の被検物質濃度から、前記第二作用電極と前記対電極との間に第二作用電極上で前記第一の被検物質および前記第二の被検物質の両方の酸化または還元反応が生じる電圧を印加した場合における、得られる電流値への前記第二の被検物質の寄与分を算出し、
前記第二作用電極と前記対電極との間に、第二作用電極上で前記第一の被検物質および第二の被検物質の両方の酸化または還元反応が生じる電圧を印加し、該電圧下における電流値を測定し、該電流値から前記第二の被検物質の寄与分を差し引いて、前記第一の被検物質単独に由来する電流値を算出し、該電流値から前記被検試料中の第一の被検物質濃度を算出すること
を含んでなる、方法。
IPC (2件):
FI (2件):
G01N27/46 336G
, G01N27/30 B
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