特許

J-GLOBAL ID：200903045686262285

高温用燃焼触媒及びその製造方法

発明者： 西田 明生 ,  古田 圭一 ,  矢田 博英 ,  鳴井 耕治
出願人/特許権者： 財団法人石油産業活性化センター
代理人 (1件)： 重野 剛
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-119725
公開番号（公開出願番号）：特開平8-309184
出願日： 1995年05月18日
公開日（公表日）： 1996年11月26日
要約：

【要約】【目的】 高活性で、600〜1000°Cの温度領域でも酸化活性の低下及び変動が少ない高温用燃焼触媒を提供する。【構成】 ジルコニアを含む耐熱性無機担体に酸化パラジウムを担持した触媒であって、難還元性の酸化パラジウムを全酸化パラジウムに対して5モル%以上含有する高温用燃焼触媒。メカノケミカル的に活性化されたジルコニアを含む耐熱性無機担体に、焼成により酸化パラジウムを生成するパラジウム化合物を含浸させて乾燥した後、大気中にて、400〜1200°Cの温度で焼成する。【効果】 焼成過程で、メカノケミカル的に活性化された担体中のジルコニアとパラジウム原料との相互作用により、難還元性の酸化パラジウムが生成する。この耐還元性酸化パラジウムの存在で、触媒燃焼反応においても高い酸化活性を維持する。

請求項（抜粋）：

ジルコニアを含む耐熱性無機担体に酸化パラジウムを担持した触媒であって、難還元性の酸化パラジウムを全酸化パラジウムに対して5モル%以上含有することを特徴とする600〜1000°Cの温度範囲で使用される高温用燃焼触媒。

IPC (2件)：

B01J 23/44 ,  F23C 11/00 306

FI (2件)：

B01J 23/44 M ,  F23C 11/00 306