特許
J-GLOBAL ID:200903045689412482

回転伝達装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-267509
公開番号(公開出願番号):特開平5-104965
出願日: 1991年10月16日
公開日(公表日): 1993年04月27日
要約:
【要約】【目的】 デフの差動機構とそれを制限する機能を持ち、低速回転域から大きな駆動力を伝達できる装置を提供する。【構成】 ケース5と共回りするピニオンギヤ7を一対のサイドギヤ8、9に噛合せ、その各サイドギヤと連結する出力軸11、12と外輪14、15との間に設けた保持器26、27に、正逆の回転で出力軸と外輪に係合するスプラグ33を組込む。ケース5と両外輪14、15を、外輪側を増速させる変速機構22、23を介して入力部材のリングギヤ4に連結し、保持器27に、外輪に対して回転を減速させる差動手段36、37を連結する。出力軸の回転が外輪より低い間は、外輪がオーバーランニングして差動機能が発揮される。出力軸の回転が外輪を上回ると、スプラグが係合して外輪と出力軸を直結し、デフロックされる。
請求項(抜粋):
対向する一対のサイドギヤに、ケースと共回転するピニオンギヤを噛み合せ、上記各サイドギヤに連結した一対の出力軸の外周に、それぞれ外輪を回転自在に支持し、その各々の出力軸と外輪の間に、出力軸との相対回転によって係合子を出力軸と外輪に係合離脱させる保持器を設け、上記ケースと両外輪を入力部材に共回り可能に連結すると共に、その連結部にケースに対して両外輪の回転を増速させる変速機構を設け、かつ、上記各保持器と各出力軸又は各外輪とを回転方向すき間を介して共回り可能に連結し、その各保持器とそれが連結する出力軸又は外輪との間に回転差を生じさせる差動手段を備えた回転伝達装置。
IPC (3件):
B60K 17/20 ,  B60K 17/35 ,  F16H 1/44

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