特許

J-GLOBAL ID：200903045690806214

エチレン・α-オレフィン共重合体

発明者： 松浦 一雄 ,  關 隆史 ,  田島 吉雄 ,  池上 昇
出願人/特許権者： 日本石油株式会社
代理人 (1件)： 斉藤 武彦 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-158459
公開番号（公開出願番号）：特開平5-310847
出願日： 1992年05月08日
公開日（公表日）： 1993年11月22日
要約：

【要約】【目的】 流動性等溶融特性に優れ、良好な耐衝撃性、機械的強度、透明性、低温ヒートシール性を奏する、新規なエチレン・α-オレフィン共重合体を提供する。【構成】 メルトインデックス0.01〜100、密度(d)0.880〜0.940、Mw/Mn2.0〜15、N値1.25〜2.5、N値≧1.321og(Mw/Mn)+0.86、DSC融点ピーク70〜120°C及び1000個の炭素原子当りの分岐度Bが、-710d+662≦B≦-725d+686を満足する要件を具備する、新規なエチレンと炭素数4〜20のα-オレフィン共重合体。

請求項（抜粋）：

下記要件(a)〜(h)を有することを特徴とするエチレン・α-オレフィン共重合体。(a)ASTM D-1238-90b(190°C,2.16kg荷重)に基づき測定したメルトインデックスが、0.01〜100g/10min。(b)共重合体の密度が、0.880〜0.940g/cm3。(c)ゲルパーミエイションクロマトグラフィー(GPC)により測定した、分子量分布(数平均分子量に対する重量平均分子量の比(Mw/Mn))が2.0〜15。(d)下記に定義されるN値が、1.25≦N値≦2.5の範囲であること。【数1】(e)前記Mw/Mnが次式を満たすこと。【数2】(f)示差熱走査熱量計(DSC)によって測定した融点(ピーク温度)が、70〜120°Cの範囲にあり、単一あるいは複数個存在すること。(g)1000個の炭素原子当りの分岐度Bが次式を満たすこと。【数3】(h)エチレンと共重合されるα-オレフィンが、炭素数4〜20のα-オレフィンであること。

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 特開昭62-119214
  
• 特開平3-059007