特許
J-GLOBAL ID:200903045697279783

内燃機関のアイドル回転数調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-327685
公開番号(公開出願番号):特開平9-170476
出願日: 1995年12月15日
公開日(公表日): 1997年06月30日
要約:
【要約】【課題】アイドル回転数を調整するに際し、空気量不足によるエンストの発生を抑制しうるアイドル回転数調整装置を提供する。【解決手段】エンジン1の吸気通路11には、スロットルバルブ19を迂回して同バルブ19の上流側と下流側とを互いに連通させる主バイパス通路22及び補助バイパス通路24が設けられ、それぞれの途中にはアイドルスピードコントロールバルブ(ISCV)23、外部から調節されるアイドルアジャスティングスクリュ25が設けられる。アイドル回転数調整時においてスクリュ25が外部から調節される際には、電子制御装置(ECU51)は、ISCV23の開度を所定開度に固定制御する。固定制御は、その直前のISCV23の制御時の学習値に基づいて設定される最終デューティ比に基づいて実行される。このため、スラッジが経年的に堆積したとしても、その堆積にみあうだけの十分な空気流量が確保される。
請求項(抜粋):
内燃機関の吸気通路の途中に設けられたスロットルバルブと、前記スロットルバルブを迂回するようにして設けられた主バイパス通路と、同じく前記スロットルバルブを迂回するようにして設けられた補助バイパス通路と、前記主バイパス通路の途中に設けられ、同通路内の空気流量を開閉によって調整するアイドルスピードコントロールバルブと、前記内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、少なくとも前記内燃機関のアイドリング時において、前記運転状態検出手段の検出結果に基づき、前記アイドルスピードコントロールバルブの学習開度を演算し、その学習開度に基づき、前記バルブの開度をフィードバック制御するフィードバック制御手段と、前記補助バイパス通路の途中に設けられ、前記内燃機関のアイドリング時における回転数を調整するに際し、外部から調節されることにより、前記補助バイパス通路の空気流量を調整する調節機構と、前記内燃機関のアイドリング時における回転数を前記調節機構にて調整するに際し、前記アイドルスピードコントロールバルブを所定開度にて固定制御する調整時固定制御手段とを備えた内燃機関のアイドル回転数調整装置において、前記調節機構の調節時における、前記調整時固定制御手段によって固定制御されうる前記アイドルスピードコントロールバルブの所定開度を、前記アイドル回転数調整機構の調節前における、前記フィードバック制御手段により演算された学習値に基づいて設定する所定開度設定手段を設けたことを特徴とする内燃機関のアイドル回転数調整装置。
IPC (5件):
F02D 41/16 ,  F02M 69/32 ,  F02D 41/22 315 ,  F02D 45/00 312 ,  F02D 45/00 340
FI (6件):
F02D 41/16 Q ,  F02D 41/22 315 C ,  F02D 45/00 312 T ,  F02D 45/00 340 Z ,  F02D 33/00 318 J ,  F02D 33/00 318 L
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭63-097853
  • 特開昭61-250360

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