特許
J-GLOBAL ID:200903045699542520

オレフィン重合用の担持均一触媒錯体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-509349
公開番号(公開出願番号):特表平8-502093
出願日: 1993年09月30日
公開日(公表日): 1996年03月05日
要約:
【要約】触媒毒に改良された抵抗力を示す、シリカと反応させたアルミノキサンと4族金属のシクロペンタジエニル誘導体が備わっている、担持されている触媒錯体。この担持されている触媒組成物は、狭い分子量分布を示す均一なエチレンポリマー類およびコポリマー類を製造するに特に適切である。本発明は更に、この担持されている触媒組成物の製造方法、並びにオレフィン重合触媒としてこれらを用いることを包含している。シリカをアルミノキサン、好適にはメチルアルミノキサンまたは改質メチルアルミノキサンのどちらかに接触させることによって、この触媒用担体の調製を行う。
請求項(抜粋):
エチレンをホモ重合させるか或は少なくとも1種のC3からC18-オレフィンモノマーとエチレンとを共重合させて狭い分子量分布を示すエチレンポリマーを生じさせるに適切な、活性化された、担持されている均一触媒錯体において、この触媒錯体が、 (a)式I:[式中、Mは、元素周期律表の4族金属であり、Cp*は、Mに5結合様式で結合しているシクロペンタジエニル基、またはヒドロカルビル、シリル、ゲルミル、ハロ、ヒドロカルビルオキシ、アミンおよびそれらの混合物から成る群から選択される1から4個の置換基で置換されている上記シクロペンタジエニル基であり、ここで、上記置換基は20個以下の非水素原子を有しているか、或は任意に、2つの置換基が一緒になってCp*に縮合環構造をもたせていてもよく、Z’は、シクロペンタジエニル基または置換シクロペンタジエニル基以外の二価の原子又は原子団であり、ここで、上記原子又は原子団は20個以下の非水素原子を有しており、そして任意に、Cp*とZ’は一緒になって縮合環系を形成していてもよく、Xは、各場合とも独立して、50個以下の非水素原子を有するアニオン性配位基であり、そしてXは、シクロペンタジエニルまたは置換シクロペンタジエニル基でなく、そしてnは、Mの原子価に応じて1または2である]で表される有機金属錯体、 (b)該有機金属錯体(a)を式II:[式中、Cp*、Z’、M)Xおよびnは、上で定義したのと同じであり、そしてA-は、配位しない、適合性を示す一価アニオンである]で表されるカチオン錯体に変化させ得る化合物または錯体、および (c)メチルアルミノキサン、改質メチルアルミノキサンまたはそれらの混合物と反応したシリカを含んでいる、(a)および(b)に接触している触媒用担体、を含んでいる触媒。
IPC (2件):
C08F 10/02 ,  C08F 4/642 MFG
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平3-139504
  • 特開平3-234709
  • 特開平4-266891
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