特許
J-GLOBAL ID:200903045703381854

化粧料収納容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 ハルミ
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-292793
公開番号(公開出願番号):特開2003-093145
出願日: 2001年09月26日
公開日(公表日): 2003年04月02日
要約:
【要約】【課題】ネットを介して化粧料を取り出すようにした従来の化粧料収納容器は、中皿容器に収納される化粧料の量が少なかった。また、中皿容器を変形可能に外容器に固定することも困難であった。さらに中皿容器が不規則に変形することにより化粧料の取り出しも安定して行えなかった。本発明は、これらの点の改善を課題とする。【解決手段】中皿容器5を、周縁が薄肉部5fとされた円板状の底部5aと、この薄肉部5fに連続した周壁部5bと、周壁部5bの上端に連続した周縁部5cとからなる有底略円筒形に、弾性を有する合成樹脂材で形成した。そして、化粧料7の取り出しの際に、この周壁部5bが上下方向に重なり合うように折り畳まれると共に、その基端側の薄肉部5fが外下り方向に屈曲され、このことで、周壁部5bが底部5aの周囲に没入するようにした。
請求項(抜粋):
外容器に設けられた凹所内に、上面がネットで覆われた中皿容器が脱落不可に装着され、このネットを透過させて中皿容器内に収納された化粧料を取り出すようにした化粧料収納容器において、上記中皿容器が、弾性を有する合成樹脂材で、平坦な円板状で周縁が下方に間隙を有する薄肉部とされた底部と、この薄肉部に連続した断面略くの字形の周壁部と、周壁部の上端の外側に連設された周縁部とからなる有底略円筒形に形成され、上面を覆ったネットがパフで押圧されることにより、上記周壁が上下方向に重なり合うように折り畳まれると共に、この周壁に連続した底部周縁の薄肉部が外下り方向に屈曲され、周壁が底部の周縁下方の間隙に没入するようになされたことを特徴とする化粧料収納容器。

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