特許
J-GLOBAL ID:200903045704967240

流体粘性継手および差動制限装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹内 進 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-219344
公開番号(公開出願番号):特開平7-071486
出願日: 1993年09月03日
公開日(公表日): 1995年03月17日
要約:
【要約】【目的】 流体粘性継手および差動制限装置に関し、4WD用としてもまたLSD用としても最も良く適用することができるように幅広くトルク特性を変化させることができ、粘性継手に比べて大きなトルクを伝達することができ、耐久性に優れ、同一の潤滑油で機能させることを目的とする。【構成】 単葉回転双曲面10,11をもつ一対の外輪4,5と、相対した一対の単葉回転双曲面2,3をもつ内輪1と、内外輪1,4,5に線接触する転動体14,15と、所定の角度の挿入穴をもつ第1,第2の保持器12,13と、内外輪1,4,5の軌道の間隔を狭するように外輪4,5を付勢する第1の弾性部材20,23と、内外輪1,4,5の軌道の間隔が狭くなるのを抑制するように外輪4,5を付勢し所定のトルク特性を決定するための第2の弾性部材24により構成される。
請求項(抜粋):
各軌道面を単葉回転双曲面とした一対の外輪と、前記各単葉回転双曲面に相対した一対の単葉回転双曲面を有する内輪と、該内外輪の間であって各軌道面に線接触するように収納される円筒状の転動体と、前記内外輪の相対回転の正転時に転動体を楔状に食い込ませるように前記内輪の軸心に対し所定の角度をつけて設けられた挿入孔を有する第1の保持器と、前記内外輪の相対回転の逆転時に前記転動体を楔状に食い込ませるように前記内輪の軸心に対し所定の角度をつけて設けられた挿入孔を有する第2の保持器と、前記内輪と前記外輪との間の各軌道の間隔を狭くする方向に前記一対の外輪を両側から付勢する第1の弾性部材と、前記一対の外輪の間に設けられ前記内輪と前記外輪との相対回転により前記転動体が楔状に食い込むことにより軌道の間隔が狭くなることを抑制するように付勢して所定のトルク特性を決定するための第2の弾性部材を備えたことを特徴とする流体粘性継手。
IPC (3件):
F16D 35/00 ,  B60K 17/35 ,  F16H 48/20
FI (2件):
F16D 35/00 A ,  F16H 1/455

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